プレーヤー

作曲を始める前に、1 つ以上のインストゥルメントを演奏するプレーヤーを指定します。

プレーヤーは、1 つ以上のインストゥルメントを 1 人で演奏するソロプレーヤーの場合があります。たとえば、クラリネット奏者はアルトサクソフォンやバスクラリネットも演奏する場合があります。

また、プレーヤーは、同じインストゥルメントを複数人で演奏するセクションプレーヤーの場合もあります。たとえば、バイオリンセクションや合唱のソプラノパートなどです。

Dorico Elements では、プレーヤーとインストゥルメントに関するこの知識をもとに、実際のスコアの効率的な作成を手助けします。たとえば、インストゥルメントの持ち替え、分奏 (ディヴィジ) などの作業が非常に簡単になります。

Dorico Elements でプレーヤーを追加すると、自動的に以下のようになります。

  • パートレイアウトが作成されます。

  • プレーヤーが既存のすべてのフルスコアレイアウトに追加されます。フルスコアレイアウトがない場合は、新規のフルスコアレイアウトが作成されます。

  • プレーヤーがプロジェクトで作成された既存のすべてのフローに割り当てられます。プロジェクトに読み込んだフローには、プレーヤーは追加されません。

補足

Dorico Elements で 1 つのプロジェクトに設定できるプレーヤーの最大数は 12 人です。12 人を超えるプレーヤーが含まれたプロジェクトを開くと、プロジェクトが読み取り専用モードで開かれます。