カスタムパーカッションマップの作成

サードパーティー製のサウンドライブラリーまたは MIDI デバイスを使用する場合、正確なサウンドを再生するために、カスタムパーカッションマップを定義する必要があります。空白のパーカッションマップを新しく作成するか、複製した既存のマップをベースにしてカスタムパーカッションマップを作成できます。

1. 「再生 (Play)」 > 「パーカッションマップ (Percussion Maps)」を選択して、「パーカッションマップ (Percussion Maps)」ダイアログを開きます。
2. 以下のいずれかの操作を行なって、新しいカスタムパーカッションマップを作成します。

   • 「パーカッションマップを追加 (Add Percussion Map)」をクリックして、空白のマップを作成します。

     

   • ダイアログの左にあるリストで、新しいパーカッションマップのベースにする既存のパーカッションマップを選択し、「複製 (Duplicate)」をクリックします。

3. 「情報をロック (Lock Info)」をクリックして、「パーカッションマップ (Percussion Map)」セクションのフィールドのロックを解除します。

   図: ロックされた状態

   図: ロックが解除された状態

4. 「パーカッションマップ (Percussion Map)」セクションの「名前 (Name)」フィールドに、パーカッションマップに使用する表示名を入力します。

   入力した名前は「エンドポイントの設定 (Endpoint Setup)」ダイアログに表示されます。

5. 「パーカッションマップ (Percussion Map)」セクションの「ID」 フィールドに、任意の一意の識別名を 入力します。

   xmap.user.paulsmith.hso.cowbell のように、作成したマップのインストゥルメントとサウンドライブラリーに、自分の名前を含めると使いやすくなります。

6. 「パーカッションマップ (Percussion Map)」セクションの「マップに定義される音色 (Map defines sounds for)」に、現在のパーカッションマップに適切なオプションを選択します。

   • マルチインストゥルメント (Multiple Instruments)

   • シングルインストゥルメント (Single Instruments)

7. 「ドラムキットのノートマップ (Drum Kit Note Map)」セクションで、「すべてを表示 (Show all)」をクリックしてマッピングされていないノートを表示します。
8. 新しいマッピングを作成する MIDI ノートに対応する行を選択します。
9. 「ドラムキットのノートを編集 (Edit Drum Kit Note)」セクションで、「インストゥルメント (Instrument)」フィールドの右に表示される以下のボタンをクリックします。

   

   インストゥルメントのリストを含むダイアログが開きます。

10. 選択した MIDI ノートで再生されるサウンドに対応するインストゥルメントをリストから選択します。
11. 「OK」をクリックします。
12. 「ドラムキットのノートを編集 (Edit Drum Kit Note)」セクションで、「演奏技法 (Techniques)」フィールドの右に表示される以下のボタンをクリックします。

    

    演奏技法のリストを含むダイアログが開きます。

13. 選択した MIDI ノートで再生されるサウンドに適した演奏技法をリストから選択します。

    たとえば、[Ctrl]/[command] を押しながら 「Buzz roll」 と「Rim」 をクリックします。

14. 「OK」をクリックします。
15. 「ドラムキットのノートを編集 (Edit Drum Kit Note)」セクションの「名前 (Name)」フィールドに、このインストゥルメントと演奏技法の組み合わせに使用する表示名を入力します。
16. 「ドラムキットのノートを編集 (Edit Drum Kit Note)」セクションの「キースイッチ (Key switches)」フィールドに、必要に応じてキースイッチの MIDI ノートナンバーを指定します。
17. 「適用 (Apply)」をクリックします。
18. 必要に応じて、他の MIDI ノートにこれらの手順を繰り返し、プロジェクトに必要なマッピングをすべて作成します。
19. 「OK」をクリックして変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。