音符ツールボックス

音符ツールボックスのツールを使用して、音符の入力を変更できます。

付点音符 (Dotted Notes)


音符や和音の付点を追加/削除します。

休符 (Rests)


音符パネルで選択するデュレーションの休符を入力できます。

和音 (Chords)


同じ位置に複数の音符を追加して、和音を作成できます。この機能を使用すると、音符の入力後にキャレットが自動的に停止します。

連符 (Tuplets)


指定された位置に、3 連符の角括弧と対応する数の休符を挿入します。装飾付き音符には、角括弧は使用されません。別の連符を使用するには、コンピューターキーボードで該当するキーボードショートカットを押します。

装飾音符 (Grace Notes)


現在の位置に装飾音符を入力できます。

挿入 (Insert)


楽譜を上書きせずに挿入します。

デュレーションをロック (Lock to Duration)


MIDI またはコンピューターキーボードからの音符入力に、既存の楽譜のデュレーションを使用します。このツールは、音符のデュレーションを維持しながら、ピッチを変える場合に役立ちます。

デュレーションを強制 (Force Duration)


常に、音符パネルで指定した明示的なデュレーションを作成します。たとえば、「デュレーションを強制 (Force Duration)」をオンにすると、初期設定で Dorico がタイで結ばれた音符を分割し、4/4 の 2 つめの4分音符の拍に、付点 4 分音符を強制的に入力します。

重要

拍子記号を変更したり、楽譜にその他の編集を加えたりすると、予期しない結果を招くことがあります。

入力中に「デュレーションを強制 (Force Duration)」をオンにした場合、影響を受ける楽譜の部分を選択し、「編集 (Edit)」 > 「表示をリセット (Reset Appearance)」を選択することで、Dorico で楽譜を記譜する際の制限をなくすことができます。

タイ (Tie)


入力する音符を同じピッチの前の音符とつなげます。音符を編集するときは、このツールを使用して、異なる声部の音符をつなげたり、装飾音符をリズムを持つ音符につなげたりすることができます。

「タイ (Tie)」のオン/オフを切り替えるには、[T] を押します。

選択 (Select)

マウス入力を有効化/無効化します。