歌詞

Dorico には、複数の歌詞のライン、コーラスのライン、訳詞を入力する機能があります。

歌詞は、譜表の上または下に入力できます。ポップオーバーと一連のキーボードショートカットを使用することで、歌詞をラインごと、音節ごとに入力できます。

すべての歌詞は、自動的に対応する音符に対して水平方向に整列されます。歌詞のラインが複数ある場合は、自動的に垂直方向に整列されます。

ライン全体または選択したラインをコーラスのラインとして指定できます。ポップオーバーを使用して、直接コーラスを入力することもできます。コーラスの場合、ポップオーバーに「c」の文字が表示されます。スコアでは、コーラスは斜体で表示されます。ライン番号の表示はありません。同一の譜表で、複数の歌詞のラインにコーラスが続く場合は、コーラスは歌詞のラインに対して垂直方向に中央揃えされます。

あらゆる既存のライン、選択した歌詞、コーラスのラインを訳詞として指定できます。ポップオーバーを使用して、直接訳詞を入力することもできます。訳詞の場合、ポップオーバーにライン番号または「c」とアスタリスク (*) が表示されます。スコアでは、訳詞は斜体で表示されます。歌詞のラインが複数ある場合、すべての訳詞のラインを歌詞のラインの下に配置できます。

Dorico では、歌詞の位置を変える必要がある場合、またはライン番号を有効化/無効化する場合、プロパティパネルや浄書オプションにあるオプションを使って、選択した音節または歌詞のライン全体を変更したり、歌詞のラインの整列方法を全体的に変更したりできます。