Standard Compressor

「Standard Compressor」を使用すると、なめらかなコンプレッションエフェクトを加えられます。コンプレッサーを上下にドラッグして信号の流れにおける位置を変更できます。

Threshold (-60 ~ 0dB)

コンプレッサーが効き始めるレベルを決定します。設定したスレッショルドより高いレベルの信号のみが処理されます。

Ratio (1:1 ~ 8:1)

設定したスレッショルドを超える信号に対するゲインの減衰量を設定します。たとえば、レシオ 3:1 とは、入力レベルが 3dB 上がるごとに出力レベルが 1dB 上がることを意味します。

Gain Reduction LED

信号の圧縮量を示します。

Attack (0.1 ~ 100 ミリ秒)

設定したスレッショルドを超えた信号に対してコンプレッサーが反応する速さを決定します。アタックタイムが長いと、信号の最初の部分で、処理されずに通過する信号の量が多くなります。

Release (10 ~ 1000 ミリ秒または「Auto」モード)

信号がスレッショルドより下がった場合に、ゲインが元のレベルに戻るまでにかかる時間を設定します。「Auto Release」をオンにすると、コンプレッサーによってオーディオ素材に応じた最適なリリース設定が検出されます。

Make-Up (0 ~ 24dB または「Auto」モード)

圧縮による出力ゲインのロスを補正します。「Auto Make-Up」をオンにすると、出力でゲインのロスが自動的に調整されます。