オーディオモンタージュの「履歴 (History)」ウィンドウ

このウィンドウには作業中のオーディオモンタージュのすべてのバージョンが表示されます。操作の取り消しと再実行や、前のバージョンの復元を行なえます。最初のバージョンはリストの一番上に、最新のバージョンはリストの一番下に表示されます。

  • 「履歴 (History)」ウィンドウを開くには、オーディオモンタージュウィンドウを開き、「ツールウィンドウ (Tool Windows)」 > 「履歴 (History)」を選択します。

履歴リスト

履歴リストでは以下のコラムが利用できます。

バージョン (Version)

該当するバージョンを作成した操作のタイプが表示されます。

時間 (Time)

操作の時刻が表示されます。

項目 (Description)

バージョンの説明を追加できます。

「機能 (Functions)」メニュー

「機能 (Functions)」メニューでは以下のオプションが利用できます。

元に戻す (Undo)/やり直し (Redo)

最後の操作を元に戻すかやり直します。保存したあとでも元に戻す/やり直しを使用できます。

選択したバージョンを復元 (Restore Selected Version)

選択したバージョンを復元します。

選択したバージョンを新しいタブで開く (Open Selected Version in New Tab)

選択したバージョンを新しいタブで開きます。

選択したバージョンを削除 (Delete Selected Version)

選択したバージョンを履歴から削除します。

履歴をクリア (Clear History)

履歴を消去します。これによって、メモリーとハードディスク容量が解放されます。履歴を消去すると、前の操作を元に戻せなくなります。

元に戻したバージョンを保持 (Keep Undone Versions)

初期設定では、前のバージョンに戻した場合、戻した先のバージョンより後に作成されたバージョンはすべて削除されます。前のバージョンに戻してもすべてのバージョンを保持するようにするには、「元に戻したバージョンを保持 (Keep Undone Versions)」をオンにします。

編集 A、B、C、D を行なったとします。ここで編集 C と D を元に戻し、編集 E を行ないます。初期設定のバージョン履歴であれば、履歴には編集 A、B と E が残ります。ところが「元に戻したバージョンを保持 (Keep Undone Versions)」をオンにした場合、履歴には編集 A、B、C、D と E が残ります。つまり、手順を元に戻した後でも取り消されたバージョンに戻ることができるのです。