マーカーの種類
さまざまなマーカーの種類を使用して、特定の位置にすばやく移動できます。
利用できるマーカーの種類は以下のとおりです。
- 標準マーカー
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位置を指定したり、2 点間のすべてのオーディオを選択したりできます。標準マーカーは、録音中に作成できます。
- 一時マーカー
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あらゆる目的に使用できます。一時マーカーは、対応するファイルを閉じると削除されます。
- 再生開始マーカー
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再生の開始位置を設定します。
- CD トラック開始/終了マーカー
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CD トラックの開始位置と終了位置を表わします。CD トラックの開始/終了マーカーは DVD-A ディスクにも使用できます。CD/DVD マーカーは 2 つ 1 組で使用します。
- CD トラック境界マーカー
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ある CD トラックが終わると同時に別の CD トラックが始まる場合に使用します。CD トラック境界マーカーは DVD-A ディスクにも使用できます。
- CD トラックインデックスマーカー
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CD トラックにインデックスを作成するために使用します。CD トラックインデックスマーカーは DVD-A ディスクにも使用できます。
- リージョン開始/終了マーカー
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標準リージョンの開始位置と終了位置を設定します。リージョン開始/終了マーカーは録音中に作成でき、2 つ 1 組で使用します。
- ループ開始/終了マーカー
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ループ位置を設定するために使用します。オーディオエディターの「処理 (Process)」タブからループ編集機能にアクセスする場合に必要です。ループ開始/終了マーカーは、オーディオの再生時には、「ループ (Loop)」モードに連結されます。このマーカーは編集時や、サウンドをサンプラーに転送する前にループを作成する場合に役立ちます。ループマーカーは 2 つ 1 組で使用します。
- 除外開始/終了マーカー
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セクションを一時的に無音化できます。トランスポートバーの「範囲をスキップ (Skip Range)」をオンにすると、除外リージョン間のセクションがスキップされます。マスターセクションの「実行 (Render)」機能でも、レンダリング対象のリージョンから除外できます。除外マーカーは 2 つ 1 組で使用します。
- エラー開始/終了マーカー
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短い雑音などのエラーをハイライトするために使用します。「オーディオファイル環境設定 (Audio Files Preferences)」の「ファイル (File)」タブにある「エラーマーカーと修正マーカーを保存 (Save Error and Correction Markers)」をオンにすると、エラー開始/終了マーカーはオーディオファイルに保存されます。エラー開始/終了マーカーは手動で配置することもできますが、主にエラー修正ツールと組み合わせて使用します。
- 修正開始/終了マーカー
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以前にエラーとしてマークしたリージョンで実行済みの修正をハイライトするために使用します。「オーディオファイル環境設定 (Audio Files Preferences)」の「ファイル (File)」タブにある「エラーマーカーと修正マーカーを保存 (Save Error and Correction Markers)」をオンにすると、修正開始/終了マーカーはオーディオファイルに保存されます。修正マーカーは手動で配置することもできますが、主にエラー修正ツールと組み合わせて使用します。