スーパークリップ

スーパークリップは、オーディオモンタージュ内で別のオーディオモンタージュを表現したものです。内部サブモンタージュまたは外部サブモンタージュのいずれかからレンダリングされたオーディオファイルを参照します。

スーパークリップは他のクリップと同じように動作します。スーパークリップ内のトラックとクリップを編集するには、スーパークリップを再度開き、変更をレンダリングしてスーパークリップを更新します。

スーパークリップは、モノラルオーディオモンタージュまたはステレオオーディオモンタージュのいずれかかを表現できます。

以下に例を示します。15 曲で構成されるアルバムがあるとします。それぞれの曲に複雑な編集が必要です。この場合、1 曲に 1 つずつ、全部で 15 個のスーパークリップを作成します。メインのオーディオモンタージュはこれらのスーパークリップで構成し、それぞれの曲にも独自のオーディオモンタージュを作成できます。

さらに、スーパークリップはサンプリングレートが異なる外部オーディオモンタージュを表現できるため、たとえば、曲は高解像度 (96kHz のサンプリングレート) で提供し、CD 用に 44.1kHz のオーディオモンタージュアルバムを作成し、DVD-Audio 用に 96kHz のオーディオモンタージュアルバムを別に作成できます。