オーディオモンタージュをオーディオファイルにレンダリング

オーディオモンタージュを 1 つのオーディオファイル形式 (シングルオーディオファイル形式) または同時に複数のオーディオファイル形式 (マルチオーディオファイル形式) にレンダリングできます。

前提

オーディオモンタージュを設定しておきます。マルチファイル形式にレンダリングする場合、ファイル形式プリセットを作成しておきます。

手順

  1. オーディオモンタージュウィンドウで、「レンダリング (Render)」タブを選択します。
  2. 「ソース (Source)」セクションで、オーディオファイルのどの部分をレンダリングするかを指定します。
  3. 「実行後の値 (Result)」セクションで、「名前を設定 (Named File)」をオンにします。
  4. 「出力先 (Output)」セクションで、「形式 (Format)」フィールドをクリックして以下のいずれかを行ないます。
    • シングルファイル形式にレンダリングする場合、「シングル形式を編集 (Edit Single Format)」を選択します。

    • マルチファイル形式にレンダリングする場合、「マルチ形式を編集 (Edit Multi Format)」を選択します。

  5. 「オーディオファイル形式 (Audio File Format)」ダイアログで設定を行ないます。
    • マルチファイル形式を追加する場合、「マルチオーディオファイル形式 (Multi Audio File Format)」ダイアログで「プラス」アイコン をクリックし、レンダリングするファイル形式プリセットを選択します。

  6. 「OK」をクリックします。
  7. 必要に応じて、「レンダリング (Render)」タブでその他の設定を行ないます。
  8. 「レンダリング (Render)」セクションで、「レンダリングを開始 (Start Rendering)」をクリックします。

結果

オーディオモンタージュがレンダリングされます。

サラウンドミックスを「マルチステレオ/モノ (Multi Stereo/Mono)」のファイルにレンダリングした場合、レンダリング後のファイルのモノラル/ステレオ属性は、サラウンドチャンネルの属性を反映します。オーディオモンタージュで 6 チャンネル (5.1) のサラウンドモードが使用されている場合、2 つのステレオファイル (Lf/Rf および Ls/Rs) と 2 つのモノラルファイル (C/Lfe) がレンダリングされます。レンダリング後のファイルの名前には、ファイルが属するサラウンドチャンネルの名前が反映されます。

「マルチステレオ/モノ (Multi Stereo/Mono)」オプションを使用して、8 チャンネル構成のファイルをレンダリングすると、チャンネルは奇数と偶数のペア (1-2、3-4 など) にグループ化されます。ペアのうち、1 つのチャンネルだけにルーティングされたトラックには、モノラルファイルが作成されます。

Windows の場合、1 つのマルチチャンネルサラウンドファイルを WMA 5.1 および 7.1 サラウンド形式にレンダリングできます。これには Windows Media Audio 9 Professional エンコーダーを使用します。