クリッププラグインルーティング

クリッププラグインをクリップにルーティングできます。この機能とエンベロープを組み合わせて使用すると、プラグインでクリップのどの部分を処理するかを制御できます。

クリッププラグインにはそれぞれ個々のエンベロープがあります。エンベロープをいちばん下まで下げると、ドライ信号が出力されます。エンベロープをいちばん上まで上げると、処理された信号/ウェット信号が最大になります。

自動エンベロープは左右のオーディオチャンネルに個々に適用できます。

以下のルーティングオプションを使用できます。

インサート (標準) (Insert (Standard))

ドライ信号を処理された信号に置き換えます。

ウェットをドライにブレンド (センド) (Blend Wet into Dry (Send))

プラグイン出力のウェット部分をドライ信号にミックスします。ミックスされる量は、固定ゲインまたは自動エンベロープ、あるいはその両方によって決まります。対応するエンベロープは、オーディオモンタージュウィンドウの「エンベロープ (Envelope)」タブにある「選択 (Selector)」セクションで選択できます。

並列処理 (Parallel Processing)

処理された信号をドライ信号にミックスします。ドライ信号のレベルは変わりません。ミックスされる量は、固定ゲインまたは自動エンベロープ、あるいはその両方によって決まります。対応するエンベロープは、オーディオモンタージュウィンドウの「エンベロープ (Envelope)」タブにある「選択 (Selector)」セクションで選択できます。

この処理モードは並列圧縮に使用できます。

「自動エンベロープを編集 (Edit Automation Envelope)」オプションを選択すると、「エンベロープ (Envelope)」タブが表示され、自動エンベロープが選択されます。