オーディオファイル挿入時のサンプリングレートの不一致

WaveLab Pro では、オーディオモンタージュにサンプリングレートが異なるオーディオファイルを挿入する場合、リサンプリングされたファイルを作成して使用できます。

リサンプリングされたバージョンのファイルは、「オーディオモンタージュ環境設定 (Audio Montages Preferences)」「アクティブなオーディオモンタージュ (Active Audio Montage)」タブにある「オーディオファイル用フォルダー (Folder for Audio Files)」フィールドで指定される自動生成フォルダーに作成されます。ファイル名には、元のファイルと同じ名前に、接尾辞に新しいサンプリングレートが付けられます。リサンプリングされたファイルが既に存在する場合、再作成はされません。ただし、「不一致のサンプリングレート (Mismatched Sample Rates)」ダイアログで「リサンプリングされたファイルを再作成 (Recreate Resampled Files)」をオンにすることもできます。

作成されるファイルは 32-bit float のファイルで、ディザリング処理はされません。

元のオーディオファイルを編集した場合、オーディオモンタージュウィンドウの「挿入 (Insert)」タブの「オーディオファイルの置換 (Replace Audio File)」オプションを使用して、編集済みオーディオファイルを選択する必要があります。これによって、リサンプリングされたファイルが再作成されます。