マーカー情報の保存方法

WaveLab Elements では、ファイル形式とは関係のないマーカー情報を保存する方法として MRK ファイルを使用します。ただし、アプリケーション間でマーカー情報をやり取りできるようにするために、WaveLab Elements で Wave ファイルのヘッダーに一部の情報を保存することもできます。

これにより、マーカー設定のみを変更した場合、ファイル保存プロセスが高速化されます。ただし、そのためには、「オーディオファイル環境設定 (Audio Files Preferences)」「ファイル (File)」タブにある「WAV ファイルのヘッダー部分にマーカー情報を書き込む (RIFF/BWF 形式) (Write Markers in WAV File Header (RIFF/BWF Format))」をオフにする必要があります。初期設定では、MRK ファイルが作成され、情報は Wave ファイルのヘッダーに保存されます。

  • 初めてファイルを読み込む場合、ループ位置はループマーカーとして読み込まれ、表示されます。

  • Wave 形式でファイルを保存すると、ループ位置は、実際のファイルにも MRK ファイルにも保存されます。

  • WaveLab Elements で追加されたマーカーと、別のアプリケーションで追加されたマーカーが含まれるファイルを開くと、すべてのマーカーが WaveLab Elements に表示されます。