長いグレインを使用してサウンドを作成する

長いグレインを持つサウンドは、通常、オリジナルサンプルのピッチで再生されます。

手順

  1. 「Oscillator」セクションで、⁠Padshop/01 Synths⁠フォルダーから⁠Crystal Pad⁠サンプルを選択します。
  2. 「Duration」を 200.0. に設定します。
  3. ノートを発音します。

    1 つのグレインが連続的に繰り返されます。

  4. 「Number of Grains」を 3 に設定します。

    これにより、グレインストリームが 3 つになります。

  5. もう一度ノートを発音します。

    グレインの密度は高くなっていますが、サウンドはかなり反復的です。

  6. 「Position」を 50% に設定します。
  7. サウンドが反復的でなくなるまでノートを発音して、「Position Random」の値を上げます。

    これで、各グレインがサンプルの一部をランダムに再生するようになり、サウンドが多彩になります。

  8. 「Pitch Interval」「Speed」「Duration」「Duration Key Follow」など、その他のパラメーターを試してそれぞれの効果を確認します。
  9. ⁠Padshop/01 Synths⁠フォルダーから別のサンプルを選択し、設定によってどのように聴こえるかを確認します。
  10. フィルター、エンベロープ、およびエフェクトの設定を任意に調節し、サウンドをプリセットとして保存します。
    ヒント

    初期ライブラリーに収録されている⁠Swarm Intelligence⁠プリセットは、長いグレインを使って作成されたパッドサウンドの好例です。