レイヤーをロックする

スコアの音符を移動して編集する際、誤って近くの他のオブジェクト (スラー、小節線など) を移動してしまう場合があります。これを防ぐために、異なるタイプのオブジェクトを異なる「ロックレイヤー」 (3つまで) に割り当て、これらのレイヤーの内、1つまたは2つを「ロック」して動かないようにすることができます。

どのタイプのオブジェクトをどのロックレイヤーに割り当てるかは、次の2つの方法で設定します。

  • 「ファイル (File)」メニューから「環境設定 (Preferences)」ダイアログを開いて、「スコア - ノートレイヤー (Scores - Note Layer)」ページを表示させます。

    それぞれのオブジェクトタイプに対してレイヤーを指定します。

  • 拡張ツールバーの「レイヤー (Layer)」ボタン (1、2、3) の1つを右クリックして開くコンテキストメニューにはすべてのオブジェクトのタイプが示されています。

    チェックマークがあるオブジェクトは、そのレイヤーに割り当てられています。チェックのないオブジェクトは、ここで選択することによって、そのレイヤーに移動させることができます。

    図: レイヤーをロックするには、対応するレイヤーボタンをクリックしてオフ (グレー表示) にします。番号ボタンがオンになっているレイヤーのオブジェクトだけ、選択、移動することができます。

補足

番号ボタンの右には、「L」と「P」のボタンが配置されています。レイアウトレイヤー、プロジェクトレイヤーのためのボタンです。クリックしてレイアウトレイヤー、プロジェクトレイヤーをロックすることができます。