VCA フェーダーのオートメーション

VCA フェーダーのオートメーションは、接続されているチャンネルのボリュームオートメーションに影響を及ぼします。

VCA フェーダーには独立したオートメーショントラックが用意されています。VCA フェーダーのオートメーションを書き込むと、ルーティングチャンネルのボリュームオートメーションが変化します。ルーティングチャンネルのオートメーションと VCA フェーダーは結合され、目と耳で確認できるようになります。これは、ルーティングチャンネルのオートメーショントラック上で、以下のように視覚化されます。

  • VCA フェーダーとルーティングチャンネルにボリュームオートメーションがある場合、VCA フェーダーのオートメーションが、ルーティングチャンネルの既存のボリュームオートメーションに影響を及ぼします。オートメーショントラックに、元のオートメーションと、VCA フェーダーとルーティングチャンネルの結合オートメーションが表示されます。

  • VCA フェーダーとルーティングチャンネルにボリュームオートメーションがあり、VCA フェーダーのコンテキストメニューで「Combine Automation of VCA and Connected Channel」を選択した場合、ルーティングチャンネルのオートメーションが結合オートメーションを引き継ぎます。VCA フェーダーのオートメーションはデフォルトの位置にリセットされます。ルーティングチャンネルのオートメーショントラックには結合オートメーションが表示されます。VCA フェーダーのオートメーショントラックにはデフォルトの静止バリューラインが表示されます。

以下の図は、VCA フェーダーのオートメーションがルーティングチャンネルのオートメーションにどのように影響するかを示しています。

  1. VCA フェーダーのオートメーションカーブ

  2. ルーティングチャンネルのオートメーションカーブ

  3. VCA フェーダーとルーティングチャンネルの結合オートメーション。これが実際に再生されるボリュームです。