キューシート
プロジェクトに使用されているオーディオ、ビデオ、マーカー、プラグインに関する詳細な情報を含むキューシートを書き出すことができます。
キューシートは、使用されている音楽やフィルムを報告するなど、請求のために必要になることがよくあります。また、他の制作システム上で小さなプロジェクトを再構築する場合やデータが失われた場合にも役立ちます。
キューシートは適切なエディターでさらに処理できるように、CSV または TXT 形式のプレーンテキストとして書き出されます。
Nuendo から書き出されるキューシートには以下のセクションがあります。
- プロジェクト情報 (Project Information)
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プロジェクト名、サンプリングレート、ビット解像度、フレームレート、著作者、会社、開始時間と終了時間などのプロジェクト全体の情報が表示されます。
- オーディオトラックリスト (Audio Track List)
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「書き出しオプション (Export Options)」ダイアログで選択したプロジェクトのすべてのトラックが一覧表示され、各トラックのトラック名、チャンネル構成、ノートパッドの内容が表示されます。必要に応じて、各トラックに使用されているイベントに関する詳細情報を追加できます。
- マーカートラックリスト (Marker Track List)
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すべてのマーカートラックが表示されます。
- ビデオトラックリスト (Video Track List)
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すべてのビデオトラックが表示されます。
また、キューシートに以下のセクションを含めることもできます。
- ファイルリスト (File List)
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プロジェクトに使用されているすべてのオーディオファイルが表示されます。
- プラグインリスト (Plug-in List)
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プロジェクトに使用されているすべてのプラグインが表示されます。
以下の制限事項が適用されます。
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アクティブでないトラックと非表示のトラックも表示されます。
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アクティブなトラックバージョンのイベントだけが表示されます。
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パートは単一のイベントとして扱われます。
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イベントは該当するメディアの有無に関係なく表示されます。
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オーバーラップに関係なく、トラックのすべてのレーンのイベントが表示されます。