「Options」ページ
「Options」ページでは、プログラムに使用できる 2 つの表現のコントロール方法をグローバルに定義できます。その 2 つの表現とは、「Expression」と「Espressivo」です。
-
このページを開くには、ウィンドウの右上にある「Options」ボタンをクリックします。
これらの表現は、MIDI コントローラー、ベロシティー、またはノートエクスプレッションコントローラーを使用してコントロールできます。これらのソースは個々のカーブを通して送信できます。
コントローラーを割り当てるには、「Expression」または「Espressivo」のポップアップメニューを開き、MIDI コントローラー、ノートエクスプレッションコントローラー、またはベロシティーを選択します。
プログラムが「Espressivo」を使用しない場合、コントローラーは割り当てられません。コントローラーをあとから割り当てても効果はありません。
カーブエディター
カーブエディターでは、受信したコントローラーデータを変換できます (直線から対数または指数動作に変換するなど)。コントローラーの割り当てごとに個別のカーブを設定でき、カーブエディターには現在選択しているコントローラーの設定が表示されます。
コントローラーの設定を調節するには、「Expression」または「Espressivo」の右にある「Curve」ボタンをクリックします。
カーブエディターにはさまざまなカーブの形状が用意されており、右側の各カーブボタンをクリックして選択できます。
オリジナルのカーブを設定するには、左の列の一番下にある「Custom curve」をクリックします。
カスタムプリセットを選択した場合は、マウスを使ってカーブをグラフィカルに編集できます。
新しいノードを挿入するには、エディター内をダブルクリックします。
ノードを削除するには、そのノードをダブルクリックします。
カーブの基本的な形状を調節するには、ノードを新しい位置にドラッグします。
カーブ特性を変更するには、ノードの間の線を上または下にドラッグします。
カスタムカーブをカーブプリセットとして保存するには、プリセットコントロールを使用します。
Pitch Bend
「Pitch Bend」パラメーターを使用すると、キーボードのピッチベンドホイールでピッチベンド量を定義できます。「Up」と「Down」それぞれの方向に範囲を個別に定義できます (-48 から +24 半音)。
Alternation Enable Key
HALion Symphonic Orchestra のプログラムの多くは、アップボウとダウンボウの切り替えなどを実現するために、交互レイヤーを使用します。演奏中に簡単にオン/オフを切り替えられるよう、初期設定では、このオプションが特定のキーに割り当てられています。このキーは、キーボード上に赤色で表示されます。
「Enable Alternation Key」値フィールドをクリックして、ノートを発音するか、新しいノートナンバーまたはノート名を入力することでキーの割り当てを変更できます。交互レイヤーが含まれていないプログラムでは、「Enable Alternation Key」パラメーターを使用できません。