「Amplifier」タブ



Level

サウンドの全体のボリュームをコントロールします。

Level Key Follow

ノートのピッチに応じてボリュームをコントロールします。正の値の場合、発音するノートが高くなるほど、ボリュームは大きくなります。負の値の場合、発音するノートが高くなるほど、ボリュームは小さくなります。

Center Key

「Level Key Follow」で中央位置として使用される MIDI ノートを指定します。

Pan

ステレオでのサウンドの定位を設定します。-100% の設定ではサウンドは左端にパンし、+100% の設定ではサウンドは右端にパンします。

Mode

パンを振ったときのボリュームを設定します。

  • 「0 dB」に設定すると、バランスコントロールのように機能します。

    パンを左に振ると、右チャンネルのボリュームが下がります。右に振ると、左チャンネルのボリュームが下がります。中央の位置では、ボリュームはカットされません。

  • 「-3 dB」に設定すると、コサイン/サインパン Law を使用します。

    センターに定位させたとき、ボリュームが -3dB カットされますが、ステレオで音源信号を送ると、音圧が保たれます。「-3 dB」を使用すると、よりナチュラルに聴こえます。左端から右端へパンを振っていく場合も、「0 dB」「-6 dB」の設定よりもスムーズに聴こえます。

  • 「-6 dB」に設定すると、リニアパン Law を使用します。

    センターに定位させたとき、ボリュームが -6dB カットされ、ステレオで音源信号を送るときも、音圧が保たれません。「-6 dB」を使用すると、より人工的に聴こえます。左端から右端へパンを振ったとき、「-3 dB」の設定よりも少し不自然に聴こえます。

  • 「Off」に設定すると、パンニングが適用されません。

Random Pan

発音したノートで、パンをランダムにオフセットします。値が大きくなると変化が激しくなります。100% の設定では、ランダムオフセットは左端から右端へと変化します。

Alternate Pan

ノートを発音するたびにパンを変更します。左側からパンを開始する場合は、負の値を使用します。右側からパンを開始する場合は、正の値を使用します。+100% の設定では、最初のノートが右端で発音され、2 番めのノートが左端で発音されるというように、交互に位置を変えて発音されることを意味します。

Reset

HALion Sonic がロードされると、最初の定位が設定されます。次に、発音したノートをカウントして次の定位が設定されます。このカウンターをリセットするには、「Reset」ボタンをクリックしてください。

Pan Key Follow

MIDI ノートナンバーによるパンモジュレーションを設定します。このパラメーターを正の値に設定すると、センターキーよりも高いノートの場合にパンを右方向にオフセットし、センターキーよりも低いノートの場合はパンを左方向にオフセットします。これと逆の設定にするには、このパラメーターを負の値に設定します。

+200% の最大設定では、パンは 2 オクターブの範囲内で左端から右端に移動します。左端はセンターキーの 1 オクターブ下、右端はセンターキーの 1 オクターブ上です。

Center Key

「Pan Key Follow」で中央位置として使用される MIDI ノートを指定します。

ドラムレイヤーとループレイヤーの追加パラメーター



One Shot

オンにすると、MIDI ノートオフメッセージが無視されます。エンベロープのリリースセグメントは再生されません。かわりに、サンプルが再生されている間、サステインに達して、そのレベルが維持されるまでエンベロープが再生されます。サンプルのループ設定は無視されます。

Reverse

オンにすると、サンプルが逆に再生されます。サンプルに含まれるループ設定は無視されます。