ウェーブテーブルのインポート

HALion では、WAV ファイルとして保存されたウェーブテーブルをインポートできます。

WAV ファイルのヘッダーにウェーブテーブルの単一サイクル波形のサイズに関する情報が含まれている場合、WAV ファイルをロードするとウェーブテーブルが自動的にインポートされます。ウェーブテーブルの波形と対応するウェーブテーブルエンベロープは、2 秒の長さに合わせて設定されます。

ヘッダーにこの情報が含まれていない場合は手動で指定できます。単一サイクル波形が 1 つ含まれる WAV ファイルと複数含まれる WAV ファイルでは操作方法が異なります。

手順

  1. WAV ファイルをロードします。
  2. ツールバーで「Fixed Size」をオンにします。
  3. 「Window Size」を単一サイクル波形のサンプル数に設定し、「Window Crossfade」を 0% に設定します。
  4. ファイルに単一サイクル波形が複数含まれる場合は、「Marker Creation Mode」「Equal Distance」に設定し、「Number of Markers」を波形の数に設定します。

    通常は、単一サイクル波形のサイズに関する情報が記載されている readme ファイルまたは技術仕様書が、ウェーブテーブルに付属されています。波形の数は、サンプルの長さを単一サイクル波形のサイズで割って求めます。