Auto Trim

「Auto Trim」の動作は、手動で録音を開始するか、オーディオスレッショルドを指定して自動で録音を開始するかによって異なります。

手動録音

「Auto Trim」「Off」に設定して録音を手動で開始し、インストゥルメントでノートを発音すると、録音されたオーディオの前後に無音部分が含まれます。この場合、サンプルの開始マーカーと終了マーカーを手動で調整しなければなりません。

「Auto Trim」をオンにしておけば、サンプルの開始マーカーと終了マーカーは、オーディオの開始直前の位置および終了直後の位置に自動的に設定されます。

「Audio Threshold」と「Pre/Post Record」を使用した録音

「Auto Trim」「Off」に設定し、録音開始トリガーと録音停止トリガーの両方にオーディオスレッショルドを指定し、「Pre/Post Record」をオンにして設定します。次に、「Record/Record Enable」ボタンをクリックして録音を有効にしてからインストゥルメントでノートを発音します。

信号が「Start」スレッショルドを超えると録音が開始され、オーディオレベルが「Stop」スレッショルドを下回ると録音が停止します。

録音されたオーディオの前後には無音部分が含まれます。この場合、サンプルの開始マーカーと終了マーカーを手動で調整しなければなりません。

「Auto Trim」をオンにして同じ手順を繰り返した場合、サンプルの開始マーカーと終了マーカーがプレ録音範囲とポスト録音範囲の中に自動的に移動して、録音終了時にオーディオの効果的な開始と終了を実現できます。

「Auto Trim」はサンプルの開始マーカーと終了マーカーにのみ影響し、プレ録音時間とポスト録音時間を含め、オーディオファイルはそのままの状態で残ります。