サンプルの置き換え
サンプルゾーンで使用しているサンプルを置き換えることができます。この機能は、たとえばサンプルを外部エディターで編集したり、別の形式に変換したりした場合に役立ちます。
手順
- サンプルを置き換えるゾーンを選択します。
- その内 1 つのゾーンのコンテキストメニューを開き、「Import/Export」 > 「Replace Samples」を選択します。
- サンプルの置き換え方法を選択します。
「Replace Identical Names」は、サンプルの名前が同じ場合に、新しいサンプルで置き換えます。
これは、処理したサンプルを同じ名前で異なる場所に保存した場合に便利です。
「Replace by Root Key」は、ファイル名に関わらず、ルートキーが同じ新しいサンプルで置き換えます。
「Replace by Search Pattern」は、サンプルの検索を実行して現在のサンプルを置き換えます。
この方法は、処理や保存などによってサンプル名の一部が変更された場合に使用できます。
サンプル名の変更された部分をテキストフィールドに入力します。サンプル名の残りの部分が一致した場合、サンプルが置き換えられます。たとえば、サンプル名「Sample_Mix_1_C3.wav」が「Sample_Mix_2_C3.aiff」に変更されている場合、テキストフィールドに「*Mix_2*.aiff」と入力します。
- 新しいサンプルを選択します。
右下のセクションの情報欄には、置き換えられるサンプルの数とそれらが含まれるゾーンの数が表示されます。サンプルが見つからない場合は他の方法を選択して一致するサンプルを見つける必要があります。
- 必要に応じて、既存のサンプルの置き換えに使用する前にサンプルを試聴するには、「Prelisten Samples」オプションをオンにして MIDI キーボードを使用します。
サンプルを正しいピッチで聴くには、新しいサンプルのルートキーを検出する方法を選択します。
「Root Key from Sample File」は、サンプルファイルのファイルヘッダーに保存されているルートキーを使用します。
「Root Key Text from Sample Name」は、サンプルファイル名からルートキーを抽出します。この機能はテキスト形式のルートキーを検索します。
「Root Key Number from Sample Name」は、サンプルファイル名からルートキーを抽出します。この機能は MIDI ノートナンバーのルートキーを検索します。
「Keep Zone Root Key」はゾーンのルートキーを使用します。このオプションは単一のサンプルを置き換える場合にのみ利用できます。
- 「OK」をクリックします。