「Export Samples」ダイアログ
このダイアログでは、エクスポートしたサンプルに対してさまざまな設定を行なえます。たとえば、サンプルの名前やファイルパスを指定したり、ファイルのヘッダーに特定の情報を書き込んだり、サンプルのトリミングやフェードの追加などの編集をしたりできます。
File Location
- Sample Path
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変数を使用してサンプルの保存先のパスを定義できます。
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$(SampleFolder): オリジナルのサンプルが保存されたフォルダーと同じ名前のフォルダーを作成します。
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$(LayerStructure): 選択したプログラムまたはレイヤーの構造に従ってフォルダーを作成します。
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$(Layer): レイヤーの名前を付けてフォルダーを作成します。
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$(Program): プログラムの名前を付けてフォルダーを作成します。
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$(SampleRate): サンプルのサンプリングレートをフォルダー名にしてフォルダーを作成します。
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$(BitDepth): サンプルのビット解像度をフォルダー名にしてフォルダーを作成します。
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$(Date): 現在のシステム日付をフォルダー名にしてフォルダーを作成します (形式: yymmdd)。
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$(Time): 現在のシステム時間をフォルダー名にしてフォルダーを作成します (形式: hhmm)。
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- Sample Name
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変数を使用して、エクスポートするサンプルの名前の付け方を定義できます。
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$(Sample): サンプルのオリジナルのファイル名を使用します。
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$(SampleFolder): オリジナルサンプルのフォルダーと同じ名前を使用します。
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$(Zone): ゾーンの名前を使用します。
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$(Layer): レイヤーの名前を使用します。
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$(Program): プログラムの名前を使用します。
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$(KeyLow): キー範囲の下限値の MIDI ノートナンバーを使用します。
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$(KeyHigh): キー範囲の上限値の MIDI ノートナンバーを使用します。
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$(KeyLowText): キー範囲の下限値のノート名を使用します。
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$(KeyHighText): キー範囲の上限値のノート名を使用します。
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$(VelLow): ベロシティー範囲の下限値を使用します。
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$(VelHigh): ベロシティー範囲の上限値を使用します。
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$(RootKey): ルートキーの MIDI ノートナンバーを使用します。
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$(RootKeyText): ルートキーの名前を使用します。
たとえば、$(Sample)_$(RootKeyText) と設定すると各サンプルのファイル名にルートキー名が追加されます。
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$(SampleRate): サンプルのサンプリングレートを使用します。
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$(BitDepth): サンプルのビット解像度を使用します。
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$(Date): システム日付を使用します (形式: yymmdd)。
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$(Time): システム時間を使用します (形式: hhmm)。
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- 「Example name」フィールド
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設定内容に応じたサンプルのパスと名前が表示されます。
- ステータスメッセージフィールド
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ステータスメッセージフィールドでは、保存されるサンプル数と重複するサンプル名が作成されるかどうかがわかります。
たとえば、プログラムツリー内に同じ名前の 2 つのゾーンがある状態で $(Zone) 変数を使用すると、ファイル名が重複することになります。この場合、重複したファイル名には自動的に番号が振られます。
補足-
HSB ファイルまたは保護された VST サウンドファイルからロードしたサンプルはエクスポートできません。これらの保護されたファイルが存在する場合はステータスメッセージに表示されます。
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使用中のファイルは上書きできません。この場合、別の場所を選択する必要があります。
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一部のシステムでは 32 文字を超えるファイル名を使用できない場合があります。したがって、32 文字を超えるファイル名を使用しないことをおすすめします。
File Format
- Type
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サンプルを Wave または AIFF ファイルとしてエクスポートできます。
- Sample Rate
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サンプルのサンプリングレートを指定できます。
補足ループされたサンプルのサンプリングレートは変更しないでください。変更すると不自然な響きになる可能性があります。
- Bit Depth
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サンプルのビット解像度を指定できます。
- Channels
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サンプルのチャンネルを指定できます。
ヘッダーオプション
サンプルを保存する際にゾーン設定を含めることができます。このようなサンプルを HALion にインポートしなおすと、ゾーン設定が自動的に読み込まれます。
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「Key Range」は、各ゾーンのキーの下限値および上限値の設定をサンプルと共に保存します。
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「Vel Range」は、各ゾーンのベロシティーの下限値および上限値の設定をサンプルと共に保存します。
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「Root Key」は、各ゾーンのルートキーの設定をサンプルと共に保存します。
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「Loop Settings」は、各ゾーンのループの設定をサンプルと共に保存します。
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「Sample Tune」は、各ゾーンのチューニングの設定をサンプルと共に保存します。
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「Sample Gain」は、各ゾーンのゲインの設定をサンプルと共に保存します。
オーディオオプション
- Trim Samples
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ゾーンの「Sample Start」および「Sample End」パラメーターで指定されている実際の長さにサンプルをトリミングします。
- Level Envelope
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オンにすると、サンプルエディターで指定したレベルエンベロープがエクスポート中にサンプルに適用されます。
- Pitch Envelope
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オンにすると、サンプルエディターで指定したピッチエンベロープがエクスポート中にサンプルに適用されます。
- Fade In/Out
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オンにすると、サンプルエディターで指定したフェードカーブがエクスポート中にサンプルに適用されます。
- Loop Crossfade
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オンにすると、ループのクロスフェードが新しいサンプルにマージされます。新しいサンプルでは、クロスフェード時間が 0 にリセットされます。クロスフェードをリアルタイムで計算する必要がないため、再生に必要な処理能力を節約させることができます。
補足-
ループの終わり以降のサンプル部分を再生しない「Continuous」モードと「Alternate Loop」モードには、ループクロスフェードのマージが最適です。それ以外のモードの場合、エクスポートされたサンプルがマージ後にシームレスに続かない場合があります。
「Until Release」または「Alternate Until Release」モードのサンプルに対してループクロスフェードをマージする場合は、リリースマーカーを使用してループの終わりを超えないように設定する必要があります。
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「Alternate Loop」モードでは、エクスポートされたサンプルに逆再生部分も含まれるため、サンプルのループの長さが倍になります。「Loop Mode」は「Continuous」に設定されます。
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- Merge Tune
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このオプションをオンにすると、「Tune」の値が新しいサンプルにマージされます。新しいサンプルでは、「Tune」の値は 0 にリセットされます。
- Merge Gain
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このオプションをオンにすると、「Gain」の値が新しいサンプルにマージされます。新しいサンプルでは、「Gain」の値は 0 にリセットされます。
Export Options
- Use Exported Samples
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エクスポートしたサンプルを使用するようにゾーンのサンプルの参照先を更新します。
- Avoid Duplicate Audio
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複数のゾーンで使用されているサンプルが、重複するオーディオファイルとしてエクスポートされないようにします。
補足サンプルに複数のゾーンがあり、これらのゾーンのループ設定が異なる場合は、重複するファイルが作成されます。
- Keep Zone Names
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このオプションをオフにすると、ゾーン名がサンプル名で置き換えられます。これは、エクスポートの際にサンプル名を変更する場合に便利です。
このオプションをオンにすると、エクスポートされるゾーンの名前が維持されます。