「Macro」ページ、テンプレート、コントロール、リソース、ライブラリー

「Macro」ページの全般的な概念は、テンプレート、コントロール、リソース、ライブラリーを区別することです。

「Macro」ページ

「Macro」ページは、どのコントロールとパラメーターが使用されていて、それらが視覚的にどのように配置されており、コントロールがエンジンまたはスクリプトパラメーターにどのように関連付けられているかを表わすユーザーインターフェースドキュメントです。ドキュメントは XML ファイルとして保存され、Web ページを説明する HTML ページと比較できます。「Macro」ページは HALion のプログラムとは個別に作成し、あとから組み合わせることができます。「Macro」ページには、ページ上で参照されるリソース (ビットマップ、フォント) のリストとテンプレートのリストが含まれています。

テンプレート

テンプレートはコントロール要素のグループです。テンプレートは「Macro」ページで何度でも使用でき、使用するたびに「Properties」セクションで異なる値を設定できます。テンプレートはテンプレートツリーで整理します。独自のテンプレートの作成はテンプレートツリーから行なうことも、「Macro」ページで使用されているコントロールを組み合わせて行なうこともできます。

コントロール

コントロールはテキストフィールド、メニュー、スイッチ、ノブなど、「Macro」ページに追加できる基本的な要素です。コントロールの動作と外観は「Properties」セクションで指定されます。コントロールの種類に応じて、エンジンやスクリプトパラメーターに直接関連付けたり、ディスプレイ機能を持たせたり、ビットマップやフォントなどのリソースを使用したりできます。

リソース

ほとんどのコントロールは、画面に表示するためのビットマップやフォントなどのリソースが必要です。これらのリソースはリソースツリーで整理します。

ライブラリー

ライブラリーは、実用的なユーザーインターフェースが含まれていない点以外は「Macro」ページと同じです。かわりに、ライブラリーにはテンプレートとそのリソースのコレクションが含まれています。リソース/ライブラリーブラウザーを使用して、ライブラリーから「Macro」ページにテンプレートをドラッグできます。これにより、テンプレートと必要なコンポーネントが「Macro」ページに追加されます。ライブラリーは「Macro」ページと同じように編集できます。ライブラリーはエクスポートしてほかのユーザーまたはカスタマーと交換できます。