テンプレートの使用

キャンバス上で直接コントロールを作成して配置したあと、HALion のパラメーターに関連付けできます。この方法により、「Macro」ページを非常に簡単に作成できます。ただしこのワークフローでは、ページを一度設定するとページ上のコントロールを 1 つずつ編集しなければならないため、コントロールの外観をグローバルに変更するのが非常に困難となる場合があります。そのため、テンプレートの使用をおすすめします。

テンプレートを使用すると、複数のコントロールを単一のユニットとして特定の外観と組み合わせて、「Macro」ページで繰り返し使用したり異なるパラメーターに関連付けたりできます。

テンプレートを使用していれば、変更が必要になったときに、テンプレートを変更するだけでそのテンプレートを使用しているすべてのコントロールに変更を適用できます。

さらに、テンプレートはライブラリーに保存できるため、コントロールテンプレートライブラリーを独自に構築しておいて、プロジェクトではそこからコントロールを使用できます。

テンプレートを使用すると、高度なインターフェースを非常に簡単に作成できるだけでなく、いくつかのパラメーターを修正するだけで外観全体をすばやく変更することもできます。

テンプレートを作成するか「Macro」ページで直接コントロールを使用するかに厳密なルールはありませんが、大きなプロジェクトやスタイルが似たプロジェクト、あるいは多くのコンテンツを共有するプロジェクトなどの場合、テンプレートを作成することで多くの時間を節約でき、後々の工程まで柔軟性を維持できます。