前提

ライブラリーを作成する場合、希望する方法でセットアップされた、クイックコントロールと「Macro」ページを使用して再生および調整できるプログラムが必要です。

以下は、ライブラリーを作成する前段階として、コンテンツをファイナライズする際の一般的な手順の例です。

  1. 必要なサウンドとノイズをすべてサンプリングします。

  2. すべてのサンプルの切り取りや処理を完了させます。

  3. サンプルをキーボードにマッピングします。

  4. さまざまなアーティキュレーションに合わせてサンプルをレイヤー構造にします。

  5. MegaTrig または独自の Lua スクリプトを使って、アーティキュレーションを切り替えできるようにプログラムを設定します。

  6. MIDI Player など、インストゥルメントが使用する MIDI モジュールを追加します。

  7. カスタムスクリプトを追加して、特殊再生機能を実装します。

  8. オーディオルーティングを制御し、統合されたエフェクトを提供するためのバスやエフェクトを、インストゥルメントの一部として追加します。

  9. サウンドをより詳細にコントロールできるようクイックコントロールを設定します。

  10. インストゥルメントのサウンドをコントロールするためのノブ、スライダー、その他の要素を含んだ「Macro」ページを作成します。

  11. 「Macro」ページをプログラムに割り当てます。

補足

HALion Sonic SE でライブラリーを使用する場合、プログラムツリーにプログラムとレイヤーが 1 つずつ含まれている必要があります。プログラムは HALion Sonic SE のレイヤーとしてエクスポートされ、「Macro」ページとクイックコントロールの割り当て情報を含んでいます。レイヤーにはすべてのサンプル、シンセゾーン、サブレイヤー、 MIDI モジュール、内部バス、エフェクトが格納されます。