ライブラリーの作成
たとえば、貴重なアコースティックギターを手に入れたとします。そして、このギターの音を取り込んでキーボードで演奏できるようにしたい場合、ギターサウンドとノイズをサンプルしてから、「Precious Guitar」というライブラリーを構築します。
前提
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プログラムツリーでコンテキストメニューを開き、「Import/Export」のサブメニューから「Export Layer as HALion Sonic SE Layer preset」コマンドを選択して、プログラムを「Precious Guitar Layer」という名前でエクスポートしておきます。
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複数レイヤーからなる HALion Sonic SE プログラムプリセットを分配するには、プリセット「Precious Guitar Layer.vstpreset」を HALion Sonic のスロットにロードしておきます。
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プリセットを「Init Precious Guitar」という名前で保存し、「Category」、「Sub Category」、「Author」、「Character」などの必要なタグをすべて設定しておきます。
補足この時点では、「Library Name」および「Manufacturer」は設定しません。VST サウンドコンテナを構築すると、この 2 つのタグはライブラリーに定義された属性によって上書きされるためです。
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ライブラリーに必要なすべてのプリセットを作成しておきます。
最初のプリセットからバリエーションを作成すると、必要なすべてのプリセットをすばやく簡単に作成できます。
手順
結果
これでコンテナの構築は完了し、ライブラリーの使用準備ができました。
プリセットや「Macro」ページの変更およびコンテナの再構築は、いつでも行なえます。Library Creator は、常にファイルを構築処理時点の状態と見なします。