「MIDI Controller」セクション
- Controller Assignment
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このセクションにある 2 つのボタンを使用すると、カスタマイズした MIDI コントローラーの割り当てをデフォルトとして保存できます。または、MIDI コントローラーの割り当てを初期状態に戻すこともできます。
補足「Save as Default」ボタンをクリックしても、AUX FX の MIDI コントローラーの割り当てはデフォルト値に含まれません。
現在の MIDI コントローラーのマッピングはプロジェクトごとに保存されます。これにより、設定を他のシステムにも利用できます。プロジェクトには、AUX FX の MIDI コントローラーの割り当ても含まれます。
- Receive Program Changes
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このオプションをオンにすると、HALion がプログラムチェンジメッセージに応答します。これらのメッセージは、General MIDI (GM) ファイルなどに使用されます。
- Receive RPNs 0/1/2
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GM ファイルには、ピッチベンド範囲、コースチューニング、およびファインチューニングに関する情報が含まれます。これらの情報は、RPN (Registered Parameter Numbers: 登録済みパラメーター番号) として送信されます。HALion を RPN に応答させるには、このオプションをオンにします。
- MIDI コントローラーのスムージング
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MIDI コントローラーの最大分解能は 128 ステップです。MIDI コントローラーをモジュレーションマトリクスでモジュレーションソースとして使用したり、MIDI コントローラーを使用してクイックコントロールをリモートコントロールしたりする場合、パラメーターがなめらかに変わらず、ジッパーノイズが発生する可能性があります。HALion には、これを防ぐために MIDI コントローラーの「Smoothing」コントロールがあります。これを使用して、パラメーターの変化を変更できます。
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MIDI コントローラーチェンジによって不自然な響きが発生する場合、コントロールを「Slow」側に回します。これにより MIDI コントロールチェンジはすぐに起こらなくなりますが、一定時間 (1000 分の 1 秒単位) の間隔が空きます。
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MIDI コントローラーチェンジが起こる時間を短くするには、コントロールを「Fast」側に回します。ただし、その場合、不自然な響きが発生する可能性があることに注意してください。
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- Velocity Note-On to Note-Off
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一部のキーボードでは、ノートオフベロシティーメッセージが送信できません。このオプションをオンにすると、発音したノートのノートオンベロシティー値が、ノートオフベロシティーとしても使用されます。
- FlexPhraser
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「Hold Reset」をクリックすると、使用されているすべての FlexPhraser モジュールまたはアルペジエーターにグローバル Hold Reset メッセージが送信されます。
「Reset Controller」ポップアップメニューでは、リモートコントロールする「Hold Reset」ボタンに専用の MIDI コントローラーを割り当てることができます。