「Edit」セクション
このセクションには、HALion の共通設定が表示されます。また、サンプルの編集に使用する外部波形エディターを指定できます。
このセクションの設定は、プロジェクトと共に保存されず、プラグイン全体に適用されます。
- Show Tooltips
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このオプションをオンにすると、コントロールにマウスポインターを合わせたときにツールチップが表示されます。
- Show Value Tooltips
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このオプションをオンにすると、対応するコントロールを使用したとき、値フィールドがないパラメーターの値がツールチップに表示されます。
- Auto Collapse Sections
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このオプションをオンにしてセクションを展開すると、他のすべてのセクションが自動的に折りたたまれます。
- Restore Screen Set
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マルチをロードしたときに、対応するスクリーンセットが復元されます。
補足VST 2 または AU 環境では、マルチをロードするとスクリーンセットとウィンドウが常に復元されます。
- Solo Mode
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「Standard」モードでは、複数のプログラムまたはレイヤーをソロにして、それらを組み合わせて聴くことができます。
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「Exclusive」モードでは、一度にソロにできるのは 1 つのプログラムまたはレイヤーだけです。
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- HALion Sonic Edit Mode
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このモードを使用すると、HALion Sonic の HALion Sonic SE または HALion プリセットを編集してから、元のプリセット形式に保存し、プリセットを作成したプラグインで開くことができます。
このモードをオンにしてからプリセットをロードすると、HALion Sonic/HALion Sonic SE で必要とされるすべてのレイヤー、バス、エフェクト、およびその他のモジュールを削除または置換することができなくなります (バージョン間の互換性を確保するため)。これらの要素のパラメーターを変更することはできます。
さらに、HALion 6/HALion Sonic 3 以降で作成されたレイヤーで作業を行なう場合、4 つの HALion Sonic レイヤー内で構造を変更できます。つまり、これらのレイヤー内でサブレイヤーやゾーン、その他のモジュールを追加、削除、または置換できます。
プリセットが HALion Sonic Edit Mode であることを示すために、プログラムツリーツールバーの「HS」ボタンが有効になります。
- Undo Steps
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取り消し/やり直しできる操作の数を指定します。
- High DPI Mode
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「High DPI Mode」をオンにした場合、高解像度 (4K (UHD)、5K など) のモニターで 150% 以上に拡大してプラグインを表示すると、高解像度のビットマップが使用されます。これによって、高解像度ディスプレイ上で画像がより鮮明に表示されます。
補足Windows は、現在は 100% の倍数の拡大率のみサポートしています。たとえば、HALion の表示を 150% に拡大すると、使用される拡大率は 200% になります。
「High DPI Mode」は、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによっては互換性がない場合があります。ご使用の環境で表示の問題が発生している場合は、「High DPI Mode」をオフにしてみてください。
「High DPI Mode」をオフにすると、デフォルトのモニター解像度が使用されます。
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- HALion Partner
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HALion Partner ライセンスを使用している場合、このオプションをオンにすると HALion Partner 固有の機能を使用できます。
補足この設定を変更した場合、変更を有効にするにはプラグインをリロードする必要があります。
- Key Commands
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「Key Commands」ダイアログが表示されます。ショートカットキーの表示と割り当てを行なえます。
- Reset Messages
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このボタンをクリックすると、「Don't Show Again」オプションで非表示にしたメッセージダイアログが再びすべて表示されます。
- External Wave Editor
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HALion では、外部サンプルエディターアプリケーションを指定して、EQ の適用、フィルタリング、ノイズ除去など、サンプルの「破壊的」なオフライン編集に使用できます。
このオプションで、使用するアプリケーションを指定します。指定するアプリケーションフォルダーのパスを手動で入力するか、参照ボタンをクリックして、アプリケーションフォルダーを参照できます。
- Update Sample
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外部波形エディターでサンプルを保存したときの動作を指定できます。
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「Ask」を選択すると、外部エディターから HALion に戻ったときに、変更後のサンプルで現在のサンプルを上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。
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「Always」を選択すると、サンプルは HALion によって常に変更後のサンプルで上書きされます。
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「With Backup」を選択すると、HALion によって古いサンプルファイルのバックアップが自動的に作成され、変更後のサンプルで上書きされます。
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「Never」を選択すると、現在のサンプルが変更後のサンプルで自動的に上書きされることはありません。変更後のサンプルは一時フォルダーから手動でインポートする必要があります。
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- Temp Folder
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HALion と外部エディター間でサンプルを交換するための一時フォルダーを指定できます。
- Temp Cleanup
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一定の時間が経過した後、HALion は一時フォルダー内の一時サンプルファイルを削除します。「Temp Cleanup」オプションを使用すると、この処理の設定を行なえます。
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「Ask」を選択すると、一時フォルダーを消去するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
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「Always」を選択すると、通知なしで一時ファイルが削除されます。ファイルを削除できない場合、エラーメッセージが表示されます。
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「Ignore Error」を選択すると、常に通知なしで一時ファイルが削除されます。ファイルを削除できない場合でも、エラーメッセージは表示されません。
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「Never」を選択すると、一時ファイルが自動的に上書きされることはありません。手動で削除する必要があります。
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