オートメーションの設定
デフォルトでは、一部のスロットのパラメーターは「Mute」、「Solo」、「Volume」、「Pan」、「Program Change」などのオートメーションパラメーターにあらかじめ割り当てられています。プログラムをロードすると、8 つのクイックコントロールとスフィアコントロールのオートメーションパラメーターが自動的に追加されます。
オートメーションパラメーターの作成
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パラメーターをオートメーションパラメーターに割り当てるには、パラメーターコントロールを右クリックして、「Assign to New Automation」を選択します。空きの中で最も小さい番号のオートメーションパラメーターに、オートメーションパラメーターが作成されます。
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既存のオートメーションパラメーターにパラメーターを追加するには、「Add to Automation」を選択し、追加先のオートメーションパラメーターを選択します。
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オートメーションからパラメーターを削除するには、オートメーションに設定したパラメーターを右クリックし、「Forget Automation」を選択します。
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ホストアプリケーションでの作業中にパラメーターをオートメーションパラメーターに自動で割り当てるには、ホストアプリケーション側の「オートメーション読込/書込 (Automation Read/Write)」をオンにして再生を開始し、HALion のコントロールを使用します。
補足選択したゾーンにのみオートメーションパラメーターを作成するには、まず、ゾーンまたはゾーンを含むレイヤーを選択します。
オートメーションパラメーターへのパラメーターの割り当て
プログラムツリーで要素を選択すると、オートメーションパラメーターの有効範囲 (影響を受ける要素) が設定されます。たとえば、ゾーンを 1 つ選択するとそのゾーンがオートメーションされ、レイヤーを 1 つ選択すると、そのレイヤー内のゾーンがすべてオートメーションされます。
例
オートメーションパラメーターをレイヤー内のゾーングループに割り当てると、入力されるオートメーションデータはすべてのゾーンに同じように影響し、ゾーンの個々の設定は上書きされます。たとえば、レイヤーのゾーンの Cutoff 値が同じでない場合、Cutoff パラメーターのオートメーションを開始すると、ゾーンの Cutoff 値がすべて同じ値に設定されます。
プログラムのオートメーションパラメーターを割り当てたあと、このスロットに別のプログラムをロードすると、オートメーション設定の確認が必要になる可能性があります。
新しいプログラムが前のプログラムと同じ構造の場合 (たとえば、Voltage プリセットを別の Voltage プリセットと置き換えた場合)、HALion によってオートメーションパラメーターが正しく割り当て直されるため、手動で変更する必要はありません。ただし、異なる構造のプリセット (Model C プリセットなど) をロードした場合、オートメーションパラメーターを割り当て直すことはできません。この場合、割り当てが外れたオートメーションパラメーターは、オートメーションリストに表示されたままになります。