Acoustic Agent ミキサー

Acoustic Agent キットの「Agent」ミキサーを使用すると、これらのキットをミキシングできます。

Acoustic Agent のドラムキットは複数のマイクで録音されています。「Agent」ミキサーには、マイクごとのチャンネルストリップが含まれ、さらにキットで使用される個々のドラム用の専用グループチャンネルもあります。

ミキサーの左側のセクションには、個々のドラムのすべての録音マイクとグループチャンネルが表示されます。グループチャンネルは、特定のドラムインストゥルメントのすべてのマイクチャンネルに一括で適用されます。

「Agent」ミキサーの右上角に、「Mute」および「Solo」のグローバルボタンがあります。

  • 「Agent」ミキサーのすべての「Mute」ボタンをリセットするには、グローバル「Mute」ボタンをクリックします。

  • 「Agent」ミキサーのすべての「Solo」ボタンをリセットするには、グローバル「Solo」ボタンをクリックします。

Groups

「Groups」タブを開いている場合、「Agent」ミキサーには、ドラムインストゥルメントごとに 1 つのチャンネルストリップが表示されます。

  • 任意のグループのすべてのインストゥルメントを同時に設定するには、「Group」タブを選択します。

オンマイクチャンネル

Studio Kit/Rock Kit/Vintage Kit

⁠Studio Kit⁠⁠Rock Kit⁠、または⁠Vintage Kit⁠コンテンツセットのキットを使用している場合、「Kick/SN/HH」 (キック、スネア、ハイハット)、「Toms」「Cymbals」、および「Percussion」タブには、選択したインストゥルメントのオンマイクチャンネルに個別のチャンネルストリップが表示されます。

キックとスネアドラムは、2 本のマイク (キックはメインとサブ、スネアは上部と下部) で録音されています。他のインストゥルメントは、1 本のオンマイクで録音されています。

The Kit

シンバルを除く、⁠The Kit⁠コンテンツセット内のインストゥルメントは、オンマイクで録音されています。キックとスネアドラムは、2 本のマイク (キックはインとアウト、スネアは上部と下部) で録音されています。ハイハットとタムは、1 本のオンマイクで録音されています。

補足

シンバルは、「Room」および「Overhead」マイクチャンネルで録音されています。

ルームマイクとオーバーヘッドマイク

「Room/OH」タブには、ルームマイクとオーバーヘッドマイクのチャンネルが含まれています。

⁠The Kit⁠ コンテンツセットのキットを使用している場合、以下の事項が当てはまります。

「Room」チャンネルは、コンプレッサーをかけた PZM (Pressure Zone Microphone) で録音されます。「Room」チャンネルをオフにするには、「Mute」ボタンの下にあるボタンを使用します。これによりプロセッサーの負荷が低くなります。

さらに、異なる設定で録音されている複数のオーバーヘッドマイクから選択できます。

REV/MIX

「REV/MIX」タブには、「Reverb」チャンネルおよび「Kit Mix」チャンネル用のチャンネルストリップが含まれています。

「Reverb」チャンネルストリップを使用すると、ミックスに部屋鳴りの反響効果を加えられます。

「Kit Mix」出力チャンネルには、「Tube Saturator」エフェクトを適用できます。

  • 「Tube Saturator」エフェクトをオンにするには、エフェクトの「On/Off」ボタンをクリックします。

  • エフェクトサウンドを変化させるには、「Drive」パラメーターを調節します。