グラフィックスライス

たとえば、楽譜の一部を抜粋したものを保存して演奏上の指示に使用したい場合などに、グラフィックスライスを使用すれば、ページの一部をグラフィックファイルとして書き出すことができます。グラフィックスライスは特定のページ上に固定されたフレームとして存在し、フレームと同じように機能します。

  • 浄書ツールボックスで「グラフィックスライス (Graphic Slices)」 を選択すると、グラフィックスライスの表示、入力、および編集を行なえます。

一度作成したグラフィックスライスは、そのグラフィックスライスが作成されたページ上に保持されます。これにより、グラフィックスライス内の楽譜を変更した場合などに、抜粋を簡単に再度書き出すことができます。

グラフィックスライスは、以下のグラフィックファイル形式で書き出すことができます。

  • .pdf

  • .png

  • .svg

  • .tiff

1. 特定の音符とジェスチャーの周りに、演奏上の指示に含めるための複数のグラフィックスライスが配置された楽節
補足
  • グラフィックスライスは、浄書ツールボックスで「グラフィックスライス (Graphic Slices)」 を選択したときのみ表示されます。

  • グラフィックスライスはレイアウト固有であり、楽譜ではなくページに固定されています。そのため、レイアウト上でページのサイズ、向き、余白を変更すると異なるサイズまたは形状で表示される場合があります。

グラフィックスライスのチュートリアル動画 (英語)