グラフィックファイルとしての書き出し

個別のレイアウトを PDF や PNG などのさまざまなグラフィックファイルとして書き出すことができます。

手順

  1. 「レイアウト (Layouts)」パネルで、書き出すレイアウトを選択します。
  2. 印刷オプションパネルの「出力先 (Destination)」セクションで、「グラフィック (Graphics)」を選択します。
  3. カラーモードを選択します。
    • 「白黒 (Mono)」では、白黒でグラフィックを書き出します。

    • 「カラー (Color)」では、フルカラーでグラフィックを書き出します。

    補足
    • グラフィックファイルを解像度 72dpi で書き出す場合は、「カラー (Color)」をおすすめします。「白黒 (Mono)」を選択すると、線が消える可能性があります。

    • 透かしを含めてレイアウトを書き出すには、「カラー (Color)」を選択する必要があります。

  4. メニューからグラフィックファイル形式を選択します。
  5. 「PNG」または「TIFF」を選択した場合は、必要に応じて、「解像度 (Resolution)」メニューから解像度を選択します。
    ヒント

    「PDF」「SVG」はベクター形式のため、「解像度 (Resolution)」設定はこれらのファイルには影響しません。

  6. 必要に応じて、書き出しパスを指定します。
  7. ファイルの命名規則を変更する場合、「ファイル名オプション (File Name Options)」をクリックして「書き出し用ファイル名 (Export File Names)」ダイアログを開きます。
  8. 「書き出し用ファイル名 (Export File Names)」ダイアログで、必要に応じて、選択したグラフィックファイル形式のファイルの命名規則を変更します。
  9. 特定のページ範囲のみを書き出す場合は、「ジョブタイプ (Job Type)」セクションで「ページ範囲 (Page Range)」を選択します。
  10. 「ページ範囲 (Page Range)」を選択した場合、必要に応じて、数値フィールドにページ番号を入力します。
    • 範囲を指定するには、1-4 のように最初と最後のページ番号の間にハイフンを入力します。

    • 個別のページや範囲を指定するには、1,3,5-8 のようにそれぞれのページまたは範囲をカンマで区切ります。

      補足

      複数の選択範囲がある場合、別々のファイルに書き出されます。

  11. 「ページ設定 (Page Setup)」セクションで、ページの向きを選択します。
  12. 「注釈 (Annotations)」セクションで、選択したレイアウトに追加する注釈をチェックします。
    補足

    透かしはカラーのグラフィックとして書き出されるレイアウトにのみ含まれます。

  13. 「書き出し (Export)」をクリックします。

結果

選択したレイアウトがグラフィックファイル形式として書き出されます。ファイル名には「書き出し用ファイル名 (Export File Names)」ダイアログでグラフィックファイル形式ごとに指定されたファイル名生成用文字列が使用されます。書き出されたファイルは、「保存先のフォルダー (Destination folder)」フィールドに指定したフォルダーに保存されます。指定したフォルダーにアクセスできない場合は、プロジェクトファイルと同じフォルダーに保存されます。

選択範囲に含まれるパートレイアウトが実音に設定されている場合は警告が表示され、印刷/書き出し前に選択範囲のすべてを移調に切り替えることができます。移調するレイアウトまたは変更を加えずにそのまま続行するレイアウトを選択することもできます。

ヒント

「環境設定 (Preferences)」「キーボードショートカット (Key Commands)」ページで、さまざまな印刷/書き込みコマンドのキーボードショートカットを設定できます。