ページの削除

空白のページやレイアウトに追加した余分なページを削除できます。

レイアウトに割り当てられたフローに合わせて、Dorico Pro は各レイアウトのページ数を自動的に変更します。特定のフローを非表示にするためにページを削除する場合は、レイアウトからフローを削除することをおすすめします。

ページを手動で削除する必要があるのは、空白のページとしてページを挿入した場合と、レイアウトのページに設定したページの優先が必要なくなり現在は空白のページとして表示されている場合のみです。たとえば、レイアウトの最終ページにページの優先が設定されている場合、レイアウトが短くなっても最終ページとそれ以前のページは自動的に削除されません。

手順

  1. 楽譜領域で、ページを削除するレイアウトを開きます。
  2. ページパネルの「ページ (Pages)」セクションで、削除するページを [Ctrl]/[command] を押しながらクリックします。
    補足

    ページの優先が設定されたページのみ削除できます。

  3. すべてのページの優先を解除して、選択したページを削除します。
    • 選択したページのうち左上角に色付きの三角形が表示されているページがある場合は、「ページ (Pages)」セクションのアクションバーで「優先を解除 (Remove Overrides)」をクリックします。

    • 選択したページのうち右下角に色付きの三角形が表示されているページがある場合は、いずれかのページを右クリックして、コンテキストメニューから「ページ番号の変更を解除 (Remove Page Number Change(s))」を選択します。

    • 選択したページのうち上辺または上辺と左辺に色付きのマークが表示されているページがある場合は、いずれかのページを右クリックして、コンテキストメニューから「マスターページの変更を解除 (Remove Master Page Change(s))」を選択します。

    • 選択したページのうち下辺または下辺と右辺に色付きのマークが表示されているページがある場合は、いずれかのページを右クリックして、コンテキストメニューから「フロー見出しの変更を解除 (Remove Flow Heading Change(s))」を選択します。

結果

削除するページからページの優先をすべて解除すると、空白のページであれば削除されます。空白のページではない場合は、ページの優先をすべて解除することでデフォルトのマスターページに戻ります。