装飾音符

装飾音の表示に使用されることが多い、小さな音符です。これは小節内の拍数に含めては数えられず、前後の音符のデュレーションに食い込む形で発音されます。一般的に、装飾音符の符尾に斜線が引かれているものが短前打音で、後に続く音符やコードの位置かその直前でできるだけ短く演奏されます。装飾音符の符尾に斜線が引かれていないものが長前打音で、後に続く音符やコードを演奏する前に、その音価の半分の長さ (デュレーション) で演奏されます。