休符の入力

Dorico Pro は、入力した音符の間の間隔に、必要に応じて自動的に休符を表示します。ただし、その小節に音符を入力することなくプレーヤーの特定の拍にフェルマータを表示する場合など、休符を手動で入力することもできます。

補足

これらの手順は、休符を入力する前にデュレーションを選択する方法を説明しています。ただし、「ピッチをデュレーションの前に指定 (Pitch Before Duration)」がオンのときに休符を入力することもできます。その場合は手順 7 が不要です。

手順

  1. 休符を入力する位置にある譜表上のアイテムを選択します。
  2. [Shift]+[N] を押して音符の入力を開始します。
  3. 複数の譜表に同時に休符を入力する場合は、それらの譜表にキャレットを伸ばします。
  4. 以下のいずれかの操作を行なって、休符の入力を開始します。
    • [,] を押します。

    • 音符ツールボックスの「休符 (Rests)」 をクリックします。

  5. 以下のいずれかの操作を行なって、「デュレーションを強制 (Force Duration)」をオンにします。
    • [O] を押します。

    • 音符ツールボックスの「デュレーションを強制 (Force Duration)」 をクリックします。

  6. 使用する休符のデュレーションを選択します。
  7. 以下のいずれかの操作を行なって、休符を入力します。
    • [Y] または [A] から [G] のいずれかの文字を押します。

    • 休符を入力する位置の譜表をクリックします。

      休符を入力する位置にマウスを合わせると、シャドー休符が表示されます。

    • MIDI キーボードで音符を演奏します。

  8. 必要に応じて、もう一度 [,] を押すか「休符 (Rests)」 をクリックして休符の入力を終了します。
  9. [Esc] または [Return] を押して音符の入力を無効にします。

結果

選択したデュレーションの休符が入力されます。「デュレーションを強制 (Force Duration)」をオンにしていない場合、Dorico Pro は音符に対する位置に応じて、また現在の拍子に従って隣接する休符を自動的に結合します。