記譜モードのテキストエディターオプション

テキストエディターを使用すると、テキストの追加や形式設定を行なえます。記譜モードでは、譜表テキストまたは組段テキストの追加または変更を行なうとテキストエディターが開きます。

1. 記譜モードのテキストエディター

テキストエディターには以下のオプションがあります。

  1. 文字スタイル (Character Style)

    パラグラフ内の選択したテキストの外観を変更できます。該当のパラグラフに適用されているパラグラフスタイルより優先されます。

  2. パラグラフスタイル (Paragraph Style)

    パラグラフ全体に適用されるパラグラフスタイルを変更できます。これによって、テキストの外観、書式、および配置が変わります。

    譜表テキストと組段テキストは常に単一のパラグラフとして扱われます。

  3. フォント (Font)

    選択したテキストのフォントファミリーを変更できます。

  4. フォントスタイル (Font Style)

    選択したテキストのフォントスタイルを変更できます。

    補足
    • 選択したフォントによっては、一部のフォントスタイルを使用できない場合があります。

    • フォントスタイルは、以下の標準キーボードショートカットを使用して変更することもできます。

      • 太字は [Ctrl]/[command]+[B]

      • 斜体は [Ctrl]/[command]+[I]

  5. フォントサイズ (Font Size)

    選択したテキストのサイズを変更できます。

    ヒント

    フォントサイズは、以下のキーボードショートカットを使用して変更することもできます。

    • [Ctrl]/[command]+[Shift]+[.]: フォントサイズを大きくする

    • [Ctrl]/[command]+[Shift]+[,]: フォントサイズを小さくする

  6. フォント幅 (Font Stretch)

    選択したテキストの幅を広げたり狭めたりできます。

  7. ベースラインの移動 (Baseline Shift)

    選択したテキストのベースラインを上下に少しずつ移動できます。

  8. 文字のスペーシング (Letter Spacing)

    選択したテキストの文字間のスペーシングを広げたり狭めたりできます。

  9. 単語のスペーシング (Word Spacing)

    選択したテキストの単語間のスペーシングを広げたり狭めたりできます。

  10. 配置 (Alignment)

    スコア内の位置に対する選択したテキストの配置を選択できます。テキストフレーム内のテキストの場合、テキストフレームの左余白に揃います。

    以下の配置から選択できます。

    • 左揃え (Align Left)

    • 中央揃え (Align Center)

    • 右揃え (Align Right)

  11. 線のタイプ

    選択したテキストに、以下のタイプの線を組み合わせて付けられます。

    • 下線 (Underline)

      ヒント

      [Ctrl]/[command]+[U] を押すことで選択したテキストに下線を付けることもできます。

    • 上線 (Overline)

    • 取り消し線 (Strikethrough)

  12. 上付き/下付き

    選択したテキストを、ベースラインに対して以下のいずれかの位置に配置できます。

    • 上付き (Superscript)

    • 下付き (Subscript)

  13. 文字色 (Foreground Color)

    選択したテキストの色を変更できます。

  14. 背景色 (Background Color)

    選択したテキストの背景色を変更できます。