ポップオーバーを使ったテンポ記号の入力

テンポのポップオーバーを使用してテンポ記号を入力できます。音符の入力中に行なうことも、既存の楽譜に追加することもできます。

手順

  1. 記譜モードで、以下のいずれかの操作を行ないます。
    • 音符の入力を開始します。

    • テンポ記号を入力する位置にあるアイテムを選択します。デュレーションにまたがる段階的テンポ変更を入力するには、そのデュレーションにまたがるアイテムを選択します。

  2. [Shift]+[T] を押してテンポのポップオーバーを開きます。
  3. 使用するテンポをポップオーバーに入力します。

    たとえば、「q=72」または「Allegretto」と入力します。

    テンポのポップオーバーにテンポを入力しはじめると、入力した文字や単語が含まれるテンポがメニューに予測表示されます。表示された提案のいずれかを選択するか、独自のテンポをポップオーバーに入力します。

    補足

    rit-e-nu-to のように、段階的テンポ変更の音節を分割し、デュレーション全体に広げて表示する場合は、提案されたエントリーをメニューから選択することをおすすめします。有効なフルテキストを持つ段階的テンポ変更だけが音節に分割されて表示されます。

  4. [Return] を押してポップオーバーを閉じます。

結果

音符の入力中は、キャレットの位置にテンポ記号が入力されます。rallentando などの段階的テンポ変更は、4 分音符のデフォルトデュレーションでキャレットの位置に入力されます。段階的テンポ変更は音符を入力しても延長されません。

楽譜にテンポ記号を追加する場合、最初に選択したアイテムの位置に追加されます。段階的テンポ変更は選択したアイテムのデュレーションと同じ長さになります。

補足

初期設定では、メトロノームマークの値は、小数点以下を入力した場合でも小数点以下がない整数として表示されます。ただし、入力した正確なメトロノームマークの値は常に再生に反映されます。

手順終了後の項目

段階的テンポ変更の長さは変更できます。