ポップオーバーを使ったジャズアーティキュレーションの入力
装飾音のポップオーバーを使用してジャズアーティキュレーションを入力できます。音符の入力中に行なうことも、既存の音符に追加することもできます。
補足
フリップやジャズターンなどのジャズの装飾音は、他の装飾音と同じ方法で入力できます。
手順
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記譜モードで、以下のいずれかの操作を行ないます。
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音符の入力を開始します。
ヒント音符の入力中に、[Shift]+[→] または [Shift]+[←] を押すことで、キャレットを有効にしたまま直前に入力した音符の前後に音符を追加できます。
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ジャズアーティキュレーションを追加する音符を選択します。
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- 複数の譜表に同時にジャズアーティキュレーションを入力する場合は、それらの譜表にキャレットを伸ばします。
- 必要に応じて、音符の入力中に音符を 1 つ以上入力します。
- [Shift]+[O] を押して装飾音のポップオーバーを開きます。
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使用するジャズアーティキュレーションのエントリーをポップオーバーに入力します。
たとえば、スクープの場合は「scoop」、フォールの場合は「fall」と入力します。
- [Return] を押してポップオーバーを閉じます。
結果
指定したジャズアーティキュレーションが選択したすべての音符に入力されます。音符の入力中、通常これは最後に入力した音符になります。
補足
ポップオーバーを使用すると、すべてのジャズアーティキュレーションは線のスタイルに関するプロジェクト全体の設定に従います。タイプや長さは入力したあとでも変更できます。
パネルを使用すると、ジャズアーティキュレーションを入力するときに線のスタイルを指定できます。
手順終了後の項目
個々のインストゥルメントに声部の個別再生を有効にして、異なるジャズアーティキュレーションを異なる声部で同時に鳴らすこともできます。