ポップオーバーを使ったグリッサンドラインの入力

装飾音のポップオーバーを使用して、既存の音符の間にグリッサンドラインを入力できます。隣接する音符間にも隣接しない音符間にもグリッサンドラインを入力できます。

補足

音符の入力中や譜表の最後の音符にグリッサンドラインを入力することはできません。かわりに、ジャズアーティキュレーションは入力できます。

前提

グリッサンドにつなげる音符を 2 つ以上入力しておきます。

手順

  1. 記譜モードで、グリッサンドラインにつなげる音符を 2 つ選択します。

    たとえば、装飾音符と通常の音符、声部が異なる 2 つの音符、または同じインストゥルメントに属する異なる譜表の 2 つの音符などを選択します。

  2. [Shift]+[O] を押して装飾音のポップオーバーを開きます。
  3. 使用するグリッサンドラインのエントリーをポップオーバーに入力します。
    • 直線のグリッサンドラインを使用するには「gliss」と入力します。

    • 波線のグリッサンドラインを使用するには「glisswavy」と入力します。

  4. [Return] を押してポップオーバーを閉じます。

結果

選択した音符の間に、指定したグリッサンドラインが入力されます。

補足
  • 1 つの音符を選択してグリッサンドラインを入力した場合は、選択したノートの位置からグリッサンドラインが始まり、その譜表の同じ声部の次の音符で終わります (休符はまたぎます)。

  • グリッサンドラインを入力した場合、周辺の音符や、選択した音符と音符の間にある休符は自動的に調整されません。グリッサンドテキストが表示される場合、テキストが音符や休符に重なる可能性があります。その場合、グリッサンドラインのグリッサンドテキストの表示をオフにするなどの設定を行なうことをおすすめします。

  • 初期設定では、グリッサンドラインのテキストはフレット楽器に属する譜表上に表示されません。しかし、グリッサンドラインのテキストを手動で表示させることができます。