「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログ

「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログでは、譜表ラベルと譜表の上に表示されるインストゥルメントの変更ラベルに使用される各インストゥルメント名の内容と形式設定を変更できます。インストゥルメントの単数形と複数形ごとに正式名称と略称の両方を編集できます。

  • 設定モードで「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログを開くには、「プレーヤー (Players)」パネルでインストゥルメントラベルの矢印をクリックし、「名前を編集 (Edit Names)」を選択します。

「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログ

「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログには以下のオプションとセクションがあります。

  1. 編集するインストゥルメント (Editing instrument)

    インストゥルメントの固定された基本の名前を表示します。

  2. 編集 (Editing)

    選択したインストゥルメントの「単数形 (Singular names)」と「複数形 (Plural names)」のどちらを編集するかを切り替えることができます。

    「単数形 (Singular names)」は譜表ラベルがデフォルトで表示される場合に使用され、「複数形 (Plural names)」は譜表に複数のプレーヤーが含まれている場合に使用されます。

  3. 「正式名称 (Full name)」セクション

    インストゥルメントの正式名称の外観を編集するオプションが含まれています。

  4. 正式名称のテキストエディターオプション

    選択したインストゥルメントの長い譜表ラベルのフォント、サイズ、形式設定をカスタマイズできます。

    補足

    譜表ラベルの水平方向の配置は、「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログで設定された配置を使用せず、常にパラグラフスタイルの配置を使用します。

  5. 正式名称のテキスト編集領域

    完全な譜表ラベルに表示される、選択したインストゥルメントの現在の長い名前が表示されます。インストゥルメント名の任意の部分を選択して、自由に編集できます。たとえば、新しい行にイタリック体で情報を追加できます。ただし、譜表の上に表示されるインストゥルメントの変更ラベルの場合、インストゥルメント名は常に 1 行で表示されます。

    譜表ラベルは初期設定では右揃えになっているため、テキスト編集領域の右端に表示されます。

    補足

    譜表ラベルは常にパラグラフスタイルに設定された配置を使用し、「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログで設定した配置は使用しません。これにより、システム全体で一貫した配置が行われます。

  6. 「略称 (Short name)」セクション

    インストゥルメントの略称の外観を編集するオプションが含まれています。

  7. 略称のテキストエディターオプション

    選択したインストゥルメントの短い譜表ラベルのフォント、サイズ、形式設定をカスタマイズできます。

    補足

    譜表ラベルの水平方向の配置は、「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログで設定された配置を使用せず、常にパラグラフスタイルの配置を使用します。

  8. 略称のテキスト編集領域

    省略された譜表ラベルに表示される、選択したインストゥルメントの現在の短い名前が表示されます。インストゥルメント名の任意の部分を選択して、自由に編集できます。たとえば、新しい行にイタリック体で情報を追加できます。ただし、譜表の上に表示されるインストゥルメントの変更ラベルの場合、インストゥルメント名は常に 1 行で表示されます。

    譜表ラベルは初期設定では右揃えになっているため、テキスト編集領域の右端に表示されます。

    補足

    譜表ラベルは常にパラグラフスタイルに設定された配置を使用し、「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログで設定した配置は使用しません。これにより、システム全体で一貫した配置が行われます。

  9. 移調を表示 (Show transposition)

    選択したインストゥルメントのインストゥルメント名に移調をいつ表示するかを選択できます。B♭ クラリネットなどの移調楽器の名前には、移調が含まれているのが一般的です。

    以下のオプションから、移調をいつ表示するかを選択できます。

    • 常に表示 (Always): 「設定 (Setup)」 > 「レイアウトオプション (Layout Options)」の「譜表と組段 (Staves and Systems)」ページで非表示を選択していても、インストゥルメントの移調が表示されます。

    • 「レイアウトオプションに従う (Follow Layout Options)」: 「レイアウトオプション (Layout Options)」のレイアウトごとの設定に応じてインストゥルメントの移調が表示/非表示にされます。

    • 常に非表示 (Never): 「レイアウトオプション (Layout Options)」で表示を選択していても、インストゥルメントの移調は表示されません。

  10. インストゥルメントのデフォルトとして保存 (Save as default for instrument)

    チェックボックスをオンにすると、ダイアログで加えた変更がデフォルトとして保存されます。これは、現在のプロジェクトおよびそれ以降のすべてのプロジェクトに追加する、そのタイプのすべての新規インストゥルメントに影響します。名前をリセットしない限り、そのタイプの既存のインストゥルメントには影響しません。

  11. デフォルトにリセット (Reset to Default)

    選択したインストゥルメントタイプの名前に加えた変更がすべて削除され、現在のデフォルト設定に戻ります。インストゥルメントを追加したあとにインストゥルメントタイプのデフォルト名またはインストゥルメント名の言語設定を変更した場合、名前をリセットすると、新しいデフォルト名および言語設定に変更されます。