「MIDI クオンタイズオプション (MIDI Quantize Options)」ダイアログ

「MIDI クオンタイズオプション (MIDI Quantize Options)」ダイアログでは、読み込まれた MIDI ファイルおよび MIDI デバイスを使用した録音による音符入力に適用するクオンタイズ設定をカスタマイズできます。

「MIDI クオンタイズオプション (MIDI Quantize Options)」ダイアログを開くには、以下のいずれかの操作を行ないます。

「MIDI インポートオプション (MIDI Import Options)」ダイアログの「クオンタイズオプション (Quantize Options)」をクリックします。
環境設定の「再生 (Play)」ページの「録音 (Recording)」サブセクションにある「クオンタイズオプション (Quantization Options)」をクリックします。

補足

このダイアログをいずれの方法で開いても設定内容はリンクしています。

「MIDI クオンタイズオプション (MIDI Quantize Options)」ダイアログには以下のオプションがあります。

クオンタイズの単位 (Quantization unit): 音符をクオンタイズする際の拍の最小単位を設定できます。たとえば、読み込むファイルにおいて意図される音符の最小デュレーションが 8 分音符である場合、「クオンタイズの単位 (Quantization unit)」を 8 分音符に設定します。
連符を検出 (Detect tuplets): 拍から外れた音符を連符とみなすかどうか制御できます。読み込む MIDI ファイルに意図された連符が存在しないことがわかっている場合は、「連符を検出 (Detect tuplets)」をオフにすると、音符は連符として読み込まれません。
連符のクオンタイズの単位 (Quantization unit for tuplets): 連符の音符をクオンタイズする際の拍の最小単位を設定できます。たとえば、読み込むファイルにおいて意図される連符の音符の最小デュレーションが 4 分音符である場合、「連符のクオンタイズの単位 (Quantization unit for tuplets)」を 4 分音符に設定します。
間隔を埋める (Fill gaps): Dorico Pro に短い音符の間隔を埋めさせるかどうか指定できます。すでに正確にクオンタイズされている楽曲データを読み込む場合は、「間隔を埋める (Fill gaps)」をオフにして、音符と休符がクオンタイズされた通りに記譜されるようにすることをおすすめします。