レイアウトの書き出しパスの変更

グラフィックファイルとして書き出すレイアウトの書き出し先フォルダーのパスを指定できます。レイアウトごとに異なる書き出しパスを指定した場合でも、すべてのレイアウトを同時に書き出すことができます。

デフォルトでは、グラフィックファイルはプロジェクトファイルと同じフォルダーに書き出されます。プロジェクトをまだ保存していない場合、グラフィックファイルは「Dorico プロジェクト (Dorico Projects)」フォルダーに保存されます。

手順

  1. 「レイアウト (Layouts)」リストから、書き出しパスを変更するレイアウトを選択します。
  2. 印刷オプションパネルの「出力先 (Destination)」セクションで、「保存先のフォルダー (Destiniation folder)」 フィールドの横の「フォルダーを選択 (Choose Folder)」をクリックして、エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開きます。
  3. 保存先のフォルダーを探して選択します。
  4. 「フォルダーを選択 (Select Folder)」 (Windows) /「開く (Open)」 (macOS) をクリックして、「保存先のフォルダー (Destination folder)」フィールドに新しいパスを指定します。
  5. 必要に応じて、書き出しパスを変更する他のレイアウトにも手順 1 から 4 を繰り返します。
  6. ファイルの命名規則を変更する場合、「ファイル名オプション (File Name Options)」をクリックして「書き出し用ファイル名 (Export File Names)」ダイアログを開きます。
  7. 「書き出し用ファイル名 (Export File Names)」ダイアログで、必要に応じて、選択したグラフィックファイル形式のファイルの命名規則を変更します。
    ヒント

    PNG、SVG、および TIFF ファイルではレイアウトの各ページが別ファイルとしてエクスポートされるため、これらのファイルにはページ番号のトークンを含めることをおすすめします。

結果

選択したレイアウトの書き出しパスが変更されます。書き出されたファイルには、「書き出し用ファイル名 (Export File Names)」ダイアログでグラフィックファイル形式ごとに指定されたファイル名生成用文字列が使用されます。

補足

使用するオペレーティングシステムが違うユーザーから受け取ったプロジェクトなどでは、指定された書き出しパスにアクセスできない場合があります。その場合、Dorico Pro によって書き出しパスがプロジェクトファイルと同じフォルダーに自動的に変更されます。