VST プラグインを許可する/ブロックする

Dorico Pro で使用する VST 2 インストゥルメントプラグインを個別に許可したり、Dorico Pro で使用できなくするプラグインをブロックしたりできます。許可したプラグインは、その以降すべてのプロジェクトで使用できるようになります。

Dorico Pro では、クラッシュするプラグインや Steinberg 社が Dorico Pro での使用を認定していないプラグインが自動的にブロックされます。初期設定では、Kontakt と NotePerformer のみ許可されています。

手順

  1. [Ctrl]/[command]+[,] を押して「環境設定 (Preferences)」を開きます。
  2. カテゴリーリストの「VST プラグイン (VST Plug-ins)」をクリックします。
  3. 「許可された VST 2 プラグイン (Allowed VST2 Plug-ins)」サブセクションで、以下のいずれかの操作を行なってプラグインを許可します。
    • ブロックされた個々のプラグインを許可するには、「ブロックされたプラグイン (Blocked Plug-ins)」リストでそのプラグインを選択して、アクションバーにある「選択したプラグインを許可 (Allow selected plug-ins)」 をクリックします。

    • ブロックされたすべてのプラグインを許可するには、「ブロックされたプラグイン (Blocked Plug-ins)」リストのアクションバーにある「すべて許可 (Allow All)」をクリックします。

    • 「ブロックされたプラグイン (Blocked Plug-ins)」リストに含まれていないプラグインを許可するには、「ブロックされたプラグイン (Blocked Plug-ins)」リストのアクションバーにある「プラグイン名を追加 (Add plug-in name)」 をクリックし、新しいエントリーにプラグインの名前を入力します。

  4. 以下のいずれかの操作を行なって、プラグインをブロックします。
    • 許可された個々のプラグインをブロックするには、「許可されたプラグイン (Allowed Plug-ins)」リストでそのプラグインを選択して、アクションバーにある「選択したプラグインをブロック (Block selected plug-ins)」 をクリックします。

    • 許可されたすべてのプラグインをブロックするには、「許可されたプラグイン (Allowed Plug-ins)」リストのアクションバーにある「すべてブロック (Block All)」をクリックします。

  5. 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。
  6. Dorico Pro を終了します。

結果

Dorico Pro の次回起動時に、許可した VST プラグインがプログラムで使用できるようになります。