演奏される音符のデュレーションと記譜された音符のデュレーション

再生モードのピアノロールエディターでは、演奏されるデュレーションまたは記譜されたデュレーションで音符を表示できます。

演奏されるデュレーション

再生ツールボックスで「演奏されるデュレーション (Played Durations)」を選択した場合、ピアノロールエディターの音符イベントは以下の 2 つの構成要素で表示されます。

  • 音符の演奏されるデュレーションを示す、明るい色で塗りつぶされた長方形

  • 音符の記譜されたデュレーションを示す、暗い色の細い線

たとえば、スタッカートの付いた音符は記譜されたデュレーションより短く演奏され、スラーで結ばれた音符は記譜されたデュレーションより長く演奏されます。

Dorico Pro のデフォルトでは、再生モードのピアノロールエディター上の音符は演奏されるデュレーションで表示されます。

補足

音符の演奏されるデュレーションを編集すると、ピアノロールエディター上の表示色が、演奏されるデュレーションを変更していない音符と比べて濃くなります。

記譜されたデュレーション

再生ツールボックスで「記譜されたデュレーション (Notated Durations)」を選択すると、音符の記譜されたデュレーションと同じ幅の単一の長方形として音符イベントが表示されます。

「記譜されたデュレーション (Notated Durations)」を選択した場合、ピアノロールエディター上で音符の記譜されたデュレーションを変更できます。

以下の例では、同じフレーズを異なる方法で表示しています。

演奏されるデュレーション

記譜されたデュレーション

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