ピアノロールエディター

ピアノロールエディターには有音程楽器の MIDI ノートがシーケンスで表示され、音符イベントの垂直方向の位置はそれぞれのピッチを示します。

Dorico Pro では、有音程楽器のインストゥルメントトラックが、個別のピアノロールエディターで表示されます。有音程楽器の音符の垂直方向の位置は、ピアノロールエディターの左端のピアノキーボードで表わされるピッチに従って配置されます。音符の水平方向の位置は、音符のリズムとデュレーションに従って配置されます。

図 1. ピアノロールエディター

設定モードでインストゥルメントを追加すると、各インストゥルメントには自動的に色が付けられるため、再生モードでインストゥルメントを簡単に見分けられます。この色は、インストゥルメントトラックのピアノロールエディター上の音符に使用されるのに加えて、インストゥルメントトラックヘッダーのストリップとして表示されます。

ピアノロールエディター上の音符は動かしたり移調したりして、編集できます。

補足

  • インストゥルメントトラックで声部の個別再生が有効になっている場合は、すべての声部の音符または単一の声部の音符だけをピアノロールエディターに表示できます。初期設定では、対応するインストゥルメントのすべての声部に属するすべての音符がピアノロールエディターに表示されます。

  • 音符の演奏されるデュレーションを編集すると、ピアノロールエディター上の表示色が、演奏されるデュレーションを変更していない音符と比べて濃くなります。