「再生効果を編集 (Edit Playback Techniques)」ダイアログ

• 「再生効果を編集 (Edit Playback Techniques)」ダイアログを開くには、再生モードで「再生 (Play)」 > 「再生効果 (Playback Techniques)」を選択するか、「演奏技法を編集 (Edit Playing Techniques)」ダイアログで「再生効果 (Playback technique)」の横の「編集 (Edit)」をクリックします。

「再生効果を編集 (Edit Playback Techniques)」ダイアログには、以下のセクションとオプションがあります。

1. 「カテゴリー (Category)」メニュー

   メニューから「演奏技法 (Techniques)」や「強弱記号 (Dynamics)」などカテゴリーを選択することで、再生効果のリストを切り替えられます。

2. 再生効果のリスト

   選択中のカテゴリーに属する、プロジェクト中のすべての再生効果が表示されます。

   リストの最下部のアクションバーには以下のオプションがあります。

   • 新規 (New) : 空白の再生効果を新規に追加します。

   • 選択から新規作成 (New from Selection) : 既存の再生効果のコピーを作成し、元のものとは別の設定に編集できます。

   • デフォルトとして保存 (Save as Default) : 選択中の再生効果をユーザーライブラリーのデフォルトとして保存し、複数のプロジェクトで使用できるようにします。デフォルトとして保存した再生効果は として表示されます。

   • 出荷時の設定に戻す (Revert to Factory) : 選択中の再生効果に加えたすべての変更を取り消して、元の設定に戻します。

   • 削除 (Delete) : 選択した再生効果を削除します。

     補足

     プリセットの演奏技法、またはプロジェクト内で現在使用中の演奏技法は削除できません。

3. 名前 (Name)

   再生効果の名前を編集または入力できます。この名前は「演奏技法を編集 (Edit Playing Techniques)」、「エクスプレッションマップ (Expression Maps)」、「演奏技法の組み合わせ (Playing Technique Combinations)」、および「パーカッションマップ (Percussion Maps)」ダイアログのリストに表示されます。

4. 再生オプション

   • エイリアス元 (Alias for): 他の再生効果を選択すると、そのサウンドマッピングを選択中の再生効果にも適用できます。

   • グループ (Group): 再生効果が属するグループを設定します。

   • 代替 (Fallback): 選択中の再生効果が使用できない場合代替として使用する、他の再生効果を指定できます。

   • アーティキュレーションのタイプ (Articulation type): 再生効果が効果を発揮するデュレーションを設定します。「単音 (Attribute)」は、スタッカートのアーティキュレーションのように、演奏技法が付く位置の音符のみが適用範囲となります。これに対し「持続 (Direction)」は、ピチカートのように、他の演奏技法によって打ち消されるまでの後続の音符すべてが適用範囲となります。