譜表ラベルのパラグラフスタイル

譜表ラベルはサイズ、スペーシング、配置、その他形式設定オプションなど、フォントの形式設定にパラグラフスタイルを使用します。インストゥルメント名とインストゥルメントの番号の垂直位置が異なっている場合など、譜表ラベルが複数の分かれた部分で構成されている場合は、それぞれの部分の形式を個別に設定できます。

Dorico Pro には、譜表ラベルに関する以下のデフォルトのパラグラフスタイルがあります。

  • 譜表ラベル (Staff Labels): インストゥルメント名とインストゥルメントの番号が隣り合って整列している場合にデフォルトで使用されるスタイルです。ディヴィジ譜表上のグループラベル、複数ある同一のインストゥルメントの間に配置されたインストゥルメント名、またはコンデンシングされた譜表の譜表ラベルのプレーヤー番号の間に配置されたインストゥルメント名にも使用されます。

  • 譜表ラベル (内) (Staff Labels (Inner)): ディヴィジグループの個別の譜表、複数ある同一のインストゥルメントの間にインストゥルメント名が配置されている場合のインストゥルメントの番号、またはコンデンシングされた譜表ラベルのプレーヤー番号に使用されます。

  • 譜表ラベル (打楽器グリッド) (Staff Labels (Percussion Grid)): グリッドを使用した打楽器キットのレイアウトで使用されます。

それぞれのパラグラフスタイルは「パラグラフスタイル (Paragraph Styles)」ダイアログで個別に編集できます。たとえば、外側の譜表ラベルは左揃え、内側の譜表ラベルは右揃え、という具合に設定できます。

ヒント

ディヴィジ譜表の譜表ラベルの外観や配置のより詳細な変更は、個別のディヴィジ作成で行なえます。