長休符
長休符は 2 つ以上の連続した空白の小節をグループ化して 1 つにまとめます。これは通常タチェットバーと呼ばれる、譜表の第 3 線上の太い水平線で表示されます。これには、複数の空白小節によって占められる水平方向のスペースが削減され、プレーヤーが楽譜上の位置を把握しやすくなる効果があります。
補足
長休符は、その範囲内に組段テキスト、リハーサルマーク、延長記号や休止記号などのアイテムがあると、その位置で自動的に分割されます。非表示のアイテムでも同様です。ただし、再生モードのタイムトラックで入力するような、非表示のテンポ記号は除きます。アイテムが長休符の最初の小節の開始位置にある場合、その小節は後に続く長休符と一体のままです。
Dorico Pro では、レイアウトごとに個別に長休符の表示/非表示を切り替えられます。また、その下の小節番号の範囲表示の表示/非表示を切り替えられます。
初期設定では、長休符の小節数は大譜表のインストゥルメントの譜表の間に 1 回だけ表示されます。
長休符のプロジェクト全体の外観、デザイン、幅および内容を制御するオプションは、の「休符 (Rests)」ページにあります。