浄書オプションでリピートマーカーの設定をプロジェクト全体に適用する

「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」「リピートマーカー (Repeat Markers)」ページでは、リピートマーカーのデザイン、位置および外観を制御し、プロジェクト全体に適用できます。

「リピートマーカー (Repeat Markers)」ページのオプションを使用すると、リピートマーカーの外観、デザインおよび長さ、組段の途中で開始するコーダセクションの前のデフォルトの間隔、およびそれぞれのデフォルト位置を変更できます。またリピートマーカーの記号とテキストの順番、テキストに対する記号の縮尺、およびリピートマーカーのテキストの大文字/小文字も変更できます。

「リピートマーカーのプリセット (Repeat Markers Preset)」セクションでは、外観のプリセットとして以下のものが用意されています。

  • 標準 (Standard): 現在出版されているロック/ポップスの譜面における最も一般的な表記規則に基づくもので、より短く省略された指示を用います。

  • グールド (Gould): Elaine Gould 氏の著書『⁠Behind Bars⁠』における推奨事項に基づくもので、より長く明確な指示を用いるため、クラシックやコンサート音楽に最適です。

    補足

    また Gould 氏は、リピートマーカーを譜表の上ではなく下に配置することを推奨しています。

  • カスタム (Custom): ユーザーの好みに合わせて設定を混在させられます。個々のオプションを変更して外観のプリセットを上書きした時点で、このプリセットが自動的に選択されます。

多くのオプションに、オプションを楽譜に適用したときにどのように表示されるかを示す図があります。