フィンガリングに使用するフォントをプロジェクト全体で変更する
初期設定では、フィンガリングは太字のアラビア数字フォントで描かれ、これは拍子記号の数字に近い外観です。プロジェクト全体のフィンガリングに使用されるフォントを変更できます。これはフィンガリングの数字、括弧、角括弧、およびフィンガリング 0 として表示される開放弦の指示記号の外観に影響します。
手順
- [Ctrl]/[command]+[Shift]+[E] を押して「浄書オプション (Engraving Options)」を開きます。
- カテゴリーリストの「フィンガリング (Fingering)」をクリックします。
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「デザイン (Design)」のセクションの「フィンガリングの外観 (Fingering appearance)」で、以下のいずれかのオプションを選択します。
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太字 (Bold font)
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プレーンフォント (Plain font)
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- 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。
結果
プロジェクト全体でフィンガリングおよびフィンガリング 0 として表示される開放弦の指示記号に使用するフォントスタイルが変更されます。
補足
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親指の指示記号、替え指の線とスラー、および金管楽器のバルブの区切り文字に使用するフォントは変更されません。
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フィンガリングに使用するフォントスタイルの各種設定は、「フォントスタイルを編集 (Edit Font Styles)」ダイアログで編集できます。太字のフィンガリングは「フィンガリング用フォント (Fingering Font)」を使用します。標準のフィンガリングは「フィンガリング用テキストフォント (Fingering Text Font)」を使用します。